カクテルパーティ効果
本日は《カクテルパーティー効果》について書いていこうと思います。
お子様がいらっしゃる方は経験あると思いますが、赤ちゃんが成長して少し言葉を発するようになった時「パァパ」なんて聞こえた日にゃ「うぉ!今"パパ"って言った!」と興奮しましたよね。
すると不思議な事にテレビを見てようが本を読んでいようが「パァパ」に敏感になってしまって、普段はそこまで気にしてるわけじゃない赤ちゃんの言葉に「あ!また言った!」と過敏に反応してしまったりします。
まぁ要するにただの親バカなんですが、この「パパ」という声だけが聞こえてくる現象こそが《カクテルパーティー効果》です。
これは、脳の「ラス」という網目状の細胞が、必要な情報だけを選別して不要な情報をカットしているために起こる現象。
元々は騒がしいカクテルパーティーの中でも、自分の名前を誰かが会話の中で話しているのが聞こえた瞬間から、その人たちの会話を聞き分ける事ができることからついた名前です。
ここで意識しなければならないのは「いかに人は自分に対する情報だけを認識しているか」という事。
[各位]や[皆様]から始まるセールスメールやトークでは人の心には届かないので、お客様を明確に『指名』する事がプロモーションを行う際は非常に大切になります。
「手揉みマッサージ30分2,900円」
と言われるのと
「携帯やデスクワークでお疲れのあなた!目と肩ほぐし集中コース30分2,900円」
ではどうですか?
例えば他にも→
「英語教材を色々トライしたけど未だに海外旅行で通用する英語が身につかないあなた」
「あなたのそのスタイル…本当に彼氏は満足していますか?」
「今夜は飲んでとことん語りたいあなたに無限おつまみご用意してます!」
などと「指名」されると、お客様には分かりやすく「認識」されます。
今日は自分たちの商品・サービスを求めているお客様を『いかに明確に指名するのか』を考えてみませんか?
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