カリギュラ効果
人は「禁止されるとその行為をやってみたくなる」心理があります。
・ここだけの話
・進入禁止の心霊スポット
・年齢制限のある酒やタバコやパチンコ
・心臓の弱い方は見ないで下さい
・非常ベルやインターホン
・雑誌の袋とじ
心当たりありませんか?
こういった心理効果を《カリギュラ効果》と言います。
例えば、アルコールの度数が強いお酒を普通に販売するより→
「本気でアルコールに強い方以外は挑戦しないで下さい」
と書かれていたらどうですか?
普通の人も「どれだけ強い酒なんだろう…」と興味が出てきます。
アルコール96%だかの「スピリタス」とかそうですよね。
「度数が高すぎて火が付くほど危険なお酒」と分かっていても、興味本意で飲んだことある方もいると思います。
私は以前「世界一辛い調味料」と言われる《MAD DOG 900》を舐めた事がありますが、まさにこのカリギュラ効果が引き起こした行動だと思います。
まさに地獄の辛さで15分は顔面蒼白になりました…アレハクチニイレテハイケナイ…
※ 《MAD DOG 900》はスコヴィル値(辛さを表す値)が通常「ハバネロ」で20万スコヴィル、あの「ブートジョロキア」でも100万スコヴィルのところを、なんと900万スコヴィルという食用では最強の辛味料。
話が少し逸れましたが、チラシやメニューなどでも「痩せたい人は注文しないで下さい」と書かれていたり「お店が潰れてしまうので、お一人様一品だけでお願いします」「ニンニクMAX!明日は家から出ないでください」とか書かれていたらどうですか?
少し興味が出てきますよね。
こうした「言葉の心理効果」を狙ったキャッチコピーや商品を考えてみるのもアリですよ。
見たくなるメニュー、見たくなるチラシを作ってみて下さい。
カリギュラ効果もそのひとつです。
押すなよ!押すなよ!