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オープンDの音色を追って 95 ~ポール・マッカートニーとGAROとMUSIC CONFERENCE OKAZAKI~
(約4分で読めます)
2月11日、ポール・マッカートニーのニュースがありました。
火曜日の正午(現地時間2025年2月11日)、ポールが急遽その日の夜にマンハッタンのバワリー・ボールルームで公演を行うことが明らかになった。チケットは当日券売り場でのみ入手可能。一人一枚の購入制限があるにもかかわらず、チケットは約30分で完売した。
ポールはこのライヴで、ビートルズ最後の曲『Now and Then』をアメリカで初めて披露した。
アップライト・ピアノでこのバラードを締めくくった後、彼は故ジョン・レノンに敬意を表した。
この曲の初めてのアメリカでの演奏が、ジョンの愛したニューヨークで行われたのである。
マンハッタンの、携帯電話の使用が禁止された会場で(入り口ですべて預けられた)火曜の夜にできる50ドルの投資としては、間違いなく最高だった。
50ドル。8,000円弱ですね。
会場のキャパシティや座組にもよりますが、全く高くないのでは?
当日急に発表されて現地に券を買いに行ける人でないと観られないのはかなりむずかしい条件ですが、ポール・マッカートニーの歌と演奏が聴けるのなら何を置いても駆けつけるべきだと思います。
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© Billboard JAPAN
前回、ビートルズがGAROに与えた影響の図をあげたのですが、ラヴィ・シャンカールを入れていないのはまずいと思って作り直しました。
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ポップ・ミュージックにシタールを取り入れたのはビートルズのジョージ・ハリスンが最初→ジョージ・ハリスンを見てGAROのマークはシタールを覚えた、という関連性なので、ジョージのシタールの師は入れておかなければなりません(反省)。
それから、マークはギター(アコースティック、エレキ両方)以外にもピアノ、メロトロン、マンドリン、シタールができます。演奏できる楽器の多さ、曲を量産できる力、作れる曲の幅広さという点でポール・マッカートニーに近いと思います。
マークは2013年にはブレッド&バターの岩沢二弓、BUZZの東郷昌和と一緒に「ラバーソウル」(LOVE US ALL)というユニットを組んでいますし、同年発売のアルバム『時の魔法』(マーク from GARO)には『アビーロードの青い空』という曲を収めています。
ビートルズの影響がそこかしこに見られます。
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ビートルズといえば、聴いていると、ユニゾンでも声が響き合っていて「今ハモった?」と思うことがたびたびあります。
これはGAROも同じです。
倍音というのでしょうか。
声の共鳴で、歌い手の人数以上に音が豊かに聴こえます。
先日、図書館で通称「赤盤」を借りました。
PCに取り込んだところ、再生時にアーティスト写真が表示されるようになりました。
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2月13日にはボーカルの故郷愛知県岡崎市で「ミュージックカンファレンスOKAZAKI vol.8」が開かれました。
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当日行かれた方によりますと、全部GAROの曲で、マーク、トミーの写真や映像も披露されたそうです。
こうなると『Now and Then』方式でGAROの新曲が出てもおかしくないと期待してしまいます。
捜せば何らかの未発表音源が出てくると思うのですが……。
東京音楽祭出品作なのにライヴ版しかない『忘れていたもの』でもいいです。
(つづく)
(文中敬称略)