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大事なのは、精一杯生きる事

久しぶりに娘のことをnoteに書こうと思う。

私の娘は、自閉症スペクトラムで感覚が大変敏感である。
去年の夏、神経の使い過ぎと多忙な生活から幻聴に悩まされるようになり、気力体力共に失われ入院。去年の10月末に退院してから、本当に本当にゆっくりゆっくり生活を戻してきた。元気な時や鬱っぽい時、食欲がある時、気持ち悪くて(←感覚が敏感な為)食べることが出来なくなる時等、波があり、学校も行けなくなり勉強する気力もでなくてやむなく留年。
「どうして自分はみんなと同じように生きる事が出来ないんだ?」と、精神的に辛そうな時は幾度もあった。その度に泣いて目をパンパンに腫らしながらここまで頑張って生きてくれた。

今年に入って、少しずつ笑う回数が増えてきて、笑うたびに少しずつ元気になって行った。一緒に散歩したり、何気ない会話をしたり、料理を手伝ってくれたり、少しずつ活動的になってきた。そして、今年度こそはと3月くらいから勉強も少しずつやり始め、4月の久々のスクーリングも頑張った。

頑張らなければと、色んな所で神経を使ったのだろう……

スクーリング前辺りから再び幻覚、幻聴が始まり、散歩中に怪物に追いかけられる幻覚、工事現場の騒音が頭の中で鳴り響く幻聴。幻聴は一日中鳴り響くので酷い頭痛が伴い、睡眠不足、食欲不振に陥り、やっとの思いで半分まで登った坂を転げ落ちるかのようにあっという間に症状が酷くなって行った。

最近は、朝起きることがなかなか出来ない、常に頭の中がうるさすぎて頭が強烈に痛い、車酔いのようにずっと気持ちが悪い……
毎日毎日辛そう……
身体はどこも悪くない。工事現場の音も気持ち悪い感覚も、全部脳がそう感じさせてるだけ。だから、なんとか紛らわそうと試行錯誤の毎日だ。

私にはどうしようも出来ない……何度も何度も経験した気持ちが溢れ出す……

(替ってあげたい……)

神様に何度頼んでも現実は替われない。
でも、私は前を向く。
だって、娘が頑張ってるから。生きる事を頑張ってるから。



とある本で私の心に響いたフレーズ。

『夢が叶うかどうかが大事なんじゃない。大事なのは、精一杯生きるかどうかなんだ。』


娘よ、諦めないで生きる事を頑張ってくれてありがとう!



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