2023年京都一人旅(Day2:1/6)
Day2は自分の時間を満喫する日
では、早速2日目を書きたいと思います。
1日目は家族のために歩いた1日だったので、2日目は自分のための時間にしました。
お日柄を調べたら、なんと1月6日は天赦日と一粒万倍日が重なる日だったようです。
天赦日とは日本の暦の上で最上とされる日だそうです。
つまり、年に数回しか訪れない大開運日。
神様が天に昇り、天がすべてをゆるす日とされるているそうです。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、日本の暦に古くからある吉日の一つで、二十四節気の節目と節目の間の2日が一粒万倍日になるそうだ。
「種籾(たねもみ)一粒から一本の稲ができ、この稲から万倍もの数のお米が穫れる」と言われているそうです。
つまり、わずかなものが飛躍的に増える、この日に始めたことはやがて大きな成果を上げるとなります。
だから、一粒万倍日は「何かを始めるのに最適な日」とされる。
この2つが1月6日に重なったということだと知ったのは、1月6日、最初の目的地にたどり着いた時でした。
御金神社
天赦日だということを知っていたので、まずは御金神社に。
御金神社は下記の御由来の神社で金運・招福、金運上昇、資産運用、事業の御発展や商売繁盛など、あらゆるお金にまつわるお願いごとをさせていただく神社です。
二条城の近くなのですが、知る人ぞ知るかもしれません。
朝9時には並んでいたいと京都駅からバスにのり、堀川御池へ。
まぁ、想定内でしたが、すでに並んでいました。
中に入れるまで30分。
これも想定内ですが、寒かったです。
参拝させていただき、授与品をいただいて、外に出たら行列がすごいことに。福包み守りをいただきたかったのです。
なんと大通りを二条城のほうへずっと並んでいる状態でした。
今年は複業のビジネスを力を借りて努力して、一人でも多くの方に届けてなんとかして大きくしたいなと思います。
朝食をいただきたいなと思い、祇園近くまで移動し喫茶店へ。
フランソワ喫茶室
この喫茶店は本当にゆったりと時間が流れている感じがします。
京都に来ると母の好物の千枚漬けが美味しい村上重本店に必ず寄ります。
ここの千枚漬けは酸味が弱く旨味がとても感じられるものです。
その目の前にある喫茶店で、このフランソワ喫茶室。
ホームページに下記のように記載されていますが、まさにそんな雰囲気で非常に落ち着ける空間です。
フランソワ喫茶室を堪能した後、千枚漬けを母と漬物大好きな友人に郵送手続きをして祇園へ向かいます。
祇園ではまず昼食。
ここはちょっと残念な気分になったので割愛です。
祇園でランチなら五千円ぐらいまでは覚悟していますが、申し訳ないですけれど内容とサービスにがっかりしてしまいまして・・・。
ということで、気を取り直して、久しぶりの建仁寺に。
建仁寺
建仁寺は私の最初の御朱印帳をいただいたお寺です。
「龍」に惹かれるせいか、お寺用は龍の御朱印帳がいいなと建仁寺まで行ったのを思い出します。
それと、お庭を眺めて色々頭をスッキリさせたかったのです。
建仁寺は俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」、法堂天井の小泉淳作筆「双龍図」、海北友松によって桃山時代に描かれた方丈襖絵 「雲龍図」などで有名ですね。
これらを見れるだけでも十分価値がある上に、お庭もあります。
竜安寺、天龍寺などでもそうですが、庭を前にして座り、ぼーっと見ているだけで結構癒される私です。
目的はこの時間。自分をリセットする感じです。
建仁寺でリセットされた後、写経がしたくなり、圓徳院に向かうことにしました。
完全に思いつきです。
途中で八坂神社によって青龍のパワーももらいってから向かうことにします。
八坂神社
ご存知、八坂神社です。
京都の東の守り、青龍の神社です。
まさに京都の街の人たちの生活に溶け込んでいる神社です。
この風景を見ると「京都にいるんだな」と思うのは私だけではないはず。
参拝をし、御朱印をいただいた際に驚いたことが一つ。
この時期は参拝客も多いですし、新型コロナ感染拡大後、御朱印を書き置きのものでいただくことが増えているのですが、八坂神社もその一つ。
私の前の人は書き置きしかないと言われるとちょっと不機嫌そうに「ならいらないです」と。
少し残念な気分になります。
御朱印を記念スタンプやコレクションではなく、参拝をすることで社寺とのご縁を深められたという感謝を込めていただくものだと思うのです。
私はありがたく、青龍のものまでいただき、圓徳院に向かいました。
圓徳院
高台寺は桜の頃の夜間拝観などでも人気がありますが、こちらはその前にひっそりとあります。
この圓徳院ですが多数の巨岩大岩がたくさん置かれている庭があります。
これはとても珍しいと思いますが、桃山時代の豪華さ、豪胆さを表しているようです。
こちらでは無料で写経をさせていただけます。
今回の目的はこの写経。
最初は一人しかいなかったので落ち着いて集中して書くことができました。
終わって提出するために振り返ったらたくさん人がいてびっくりという状態。
秀吉の出世守り本尊「三面大黒天」も参拝させていただき、夕食に向かいます。
THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO
私は京都一人旅の際には必ず行く2つのお店があります。
そのうちの1つはこちらTHE SODOH HIGASHIYAMA KYOTOです。
お料理が美味しいのはもちろんですが、スタッフの方の心遣いが本当に素晴らしいのです。
後輩に紹介してもらったのがきっかけで毎年訪れるようになったのですが、若干高くても行く価値が十分あります。
京都という場所や地の素材、料理の時代性や季節感をかけ合わせた京都のイタリアン。
クリエイティビティを感じさせるお料理なのに、どこか安らげるお料理です。
場所は高台寺の目の前です。
最後のお料理まで飽きることなく、美味しくいただけました。
スタッフの方との会話を楽しみながら、
一人の時はこの空間を楽しみながらゆったりとした時間を過ごす。
最高の贅沢の時間でした。
Day2はまさに私のための時間でした。
お店を出る時に、「一人でイタリアン、かっこいいなって思っていたんです」とスタッフの方に言われました。
そういえば、昔、女性の上司が一人でどこにでも行く人でかっこいいなと憧れていたのを思い出しました。
あの時の上司に少し近づけているのかしらと、ニマっと笑ってお店を出ました。
さて、いよいよ最終日を迎えます!