立田山憩の森#76
久しぶりの山。立田山自然公園に行ってきた。
立田山憩の森は熊本市中心部からも近く、市街地からだと車で30分以内には着くと思う。森林ミュージアム立田山憩の森として熊本県は4つの観察コースを整備しており、レクリエーションや環境教育の場として活用されているのだとか。
半年ぶりくらいに来てみると、お祭り広場という場所に遊具ができていたり(まだ使えませんでした)、木造の立て看板や柵が新しくなっていた。
地図の現在地場所のトイレも工事中で、そこからトンボ池をずっと行った場所の橋も造り替えで来年の春までは通行できないようで、全体的に整備しているようだった。
自然好きの私としてはどのコースも散策したかったが、4歳と2歳を連れて行くのはちょっと無理だなと判断し、平和そうな「お祭り広場」と「ドングリの森」で遊ばせることにした。
そもそもの目的は、長男の幼稚園の制作で使う木の枝を拾うことだったが、枝は拾い放題で難なく終わったので虫を捕まえることにほぼすべての時間を費やした。
10時に着いて遊んでいたが、11時を過ぎると同じように子供連れや、散策に行く老夫婦など人もちらほらと集まってきた。
いいな、私も一緒に山へ行きたいぜ。
子供に枝を渡しておんぶして行けば、道に迷わないように枝を落としてくれる賢さがあるだろうか我が子たちは。
そんなどうでもいいことを考えながら、どんぐりの森へ歩いて行った。
実はまだ次男が生後6ヶ月の頃、私の父と長男とここへ遊びに来たことがある。1月の寒い時期だった。
次男は抱っこして歩いたわけだが、まだ授乳もしてただろうに私ってわりと元気だったんだな。
その時はこのどんぐりの森の先にある「キツツキの森」まで行った。
地図など見ていなかったのでそこがキツツキの森とはあとで知ったのだが、なんとキツツキを見たのです!(自慢)
ちょうど休憩して長男におやつを食べさせている時に、何か一定間隔の音が聞こえるなと思って上を見上げたらキツツキがよく絵本とかで見る格好で木をつついていた。
え、キツツキって本当にこんな感じなんだ!ってかなり感動して、長男にも見せた。見えたか知らないけど。
キツツキって実際に見ることって結構できるんだろうか。
私の人生の中でキツツキを見たのはこの1回きりなんだけど。
なのでもう一度見たいなって思っていたけれど、橋が工事中だったためどんぐりの森で遊んで帰宅した。
子供たちは久しぶりに多くの自然を感じることができて、大満足の様子だった。
どんなにおもちゃ遊びをさせて映像を見せるよりも、自然の豊かさ刺激を与えてくれるのだなと思った。
私もそんな刺激を受けたからか、その日の午後は使いものにならなくなったこともここに記しておく。