ファッションはわたしを映し出す鏡#3
わたしは洋服がすきです。
スカートよりはパンツを履くけれど、ワンピースは1番すき。
朝の支度で考えるのが面倒だから黒い服ばかり着るけれど、TPOに合わせて洋服を選ぶのはすき。
安い服よりかは高い服の方がテンションもあがるし、結局長く使っている気がします。
すごく高い服ではないけれど、好みのブランドや質感の服を着る。
そんな服を着てちょっとヒールの高い靴を履いて、闊歩するだけ。買い物をしなくてもそれだけで自分が強くなれたような気がするときってあります。
だけどここ数年は子供ができたことで、ブランド物の服を着ることもめっきり減りました。
たぶん、子育てあるあるですよね。赤ちゃん時代はミルクの吐き戻しやよだれ、爪で服を引っ掻くこともあるし、歩き始めてからは公園遊びに行ったりと、好きな服ばかりを着るのはなかなか難しいことです。
そんななか、私が見つけた楽しみはケネスジェイレーンのアクセサリー集め。
このミツバチと花の可愛らしくもありながら品のあるデザインは、TOMORROWLANDで2014年頃に別注ラインとして販売されたものです。
ちょうどその頃に友人の結婚式があったので、リングとブレスレットとネックレスをセットで買いました。
重厚感もそれなりにあるので、特別な日にしか身につけなかったのですが、コロナになってからは気分を上げるためによく着用しています。
ちょっとした外出でもキラキラと光る指輪だけ嵌めれば、なんだかちょっと背筋が伸びるような感覚。
ケネスジェイレーンはNY生まれのコスチュームジュエリーブランドで、オードリー・ヘップバーンやエリザベス・テーラーなども愛用していたのだとか。
そんな話を聞くと、余計テンションも上がります。
もちろんフォーマルな服にも合うんだけど、カジュアルや綺麗めな服にも合わせやすいのが魅力。
ちょっとだけゴツいデザインなので、赤ちゃんを抱っこする機会が多い時には不向き。時に凶器と化しますのでご注意を。誰かに襲われたときにはメリケンサックにはなりうるかも。なんて便利。
子育て中でもコロナ禍でも、ジュエリーの美しさは変わらない。
ファッションの一つとして楽しんでいるケネスジェイレーンのジュエリーは、小さいながらもわたしという人物を主張してくれるアイテムの一つ。
ケネスのジュエリーを身に付けた鏡に映ったわたしを見ていると、いまよりもっとがんばれそうな気がしてくる。
ファッションを楽しむことで、わたしという生き方も変化していくと思っています。