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TVCM音楽を依頼されるまでにわたしは何をしたかって話
音楽科講師として教壇に立ち、そこから独学でDTMをはじめ、出産し、下の子が1歳になる頃から本格的に音楽制作として活動を始め3年が経ちました。
フリーミュージックの配信からスタートし、今ではTVCMの音楽制作の依頼を受けられるようになりました。特に今年に入ってからは、毎月依頼が来てます。
今月、やっと仕事がひと段落して、嬉しいようなホッとしたような気持ちです。
大手広告代理店にも音楽の修正の指摘もされることなく、すんなりとOKが出たので、おそらく特にこの3年でわたしは格段にテクニックが向上したのだと思います。
ではなぜ、コンスタントに音楽制作、TVCMの依頼が来るようになったのか書いてみたいと思います。
確証はなくたまたまなのかもしれないので、考察とします…!
考察その1
webCMの依頼を受けていた
いきなりTVCMの音楽ってどうやればいいのかわからないし、誰から依頼してくれるんだろうって思ってました。
わたしには全く縁のない話だなと長らく思っていたんですが、webCMの制作依頼はいただいてました。
今はもう残ってない動画もありますが、依頼して作ったものもあれば、フリーミュージックを使ってwebCMに使ってくれたこともあります。
15秒とか30秒の曲を作るのは、テクニックが必要で、秒数や曲の構成などもしっかりと考える必要があります。
そういう練習だと思ってまずはピアノソロで作ってみたりしてました。
短ければわりとハードルも低くなるので、フリーの曲などいま聞くと稚拙だなと思いますが、良い練習になりました。
考察その2
チャンスを逃さない
一度、「今夜中に15秒のwebCM曲を作ってください!」って電話が来ました。ノーギャラ、良ければ採用するという話。
かかってきたのは夕方過ぎ、〆切まで3時間くらいしかないのですが、内容も得意なジャンルだったので迷わず引き受けて23時過ぎくらいに送りました。
こういう時に、できるかできないかじゃなく、やるかやらないかが大事だなと思います。
やってみないとわからないわけで。
無事に1発OKで当時は大きな実績となりました。
最後までやりきる、ってのもすごく大事です。放り出さないことです。
考察その3
どんな仕事も丁寧にこなす
いま思えば、あの曲ああしとけばよかったなとか、こうしとけばよかったなってものがあります。
でもその時その時は、その時の自分の精一杯で取り組んで、丁寧に仕事をしてきた自負はあります。
コンセプトを明確にして逆算してどう作っていくかとか、監督の表現したいものにどう音楽で形にするかとか、真摯に向き合ってきたと思ってます。
先日、音楽制作をさせていただいたとある会社さんが、この前の作品の評判が良いのでぜひTVCMをお願いしたいと連絡をいただきました。
仕事を点で終わらせずに、線にしていくこと。
もちろん点で終わってしまったものもあるんですが、線にして描いていった先に、たまたまTVCMの仕事がありました。
私は特にTVCMがしたい!とかあれがしたい!というのはないんですが、こういう音楽を作りたい、というのはたくさんあります。
なので、願望はなんであれ、仕事をその都度丁寧に真摯にこなし、点を線にしていけばしたい仕事には辿り着けるんじゃないかなと思ったりします。
考察その4
トライ&エラーあるのみ
自分の周りの活躍している作曲家さんを観察していると、やはりみなさんストイックにテクニックの向上や映画や動画を観たり、音楽を聴いたり分析したりして、曲を作っての繰り返しをされています。
わたし自身ももちろんそういう地道な毎日で。
「これをやった先に何かあるのか?」と疑問に思うこともあるほど、遅々としたことをやっているわけですが、トライして、失敗しての繰り返しでしか得られないことが多いです。
とはいえわたしもまだTVCMの実績は少なめ。まだまだ頑張らないといけないことだらけです。
映像に合うより良い音楽、より心揺さぶる音楽とは何か、を追求しながら頑張っていきたいと思います。
最近の実績はInstagramへ。
noteもぼちぼち公開していきたいと思います。
2024年の上半期の実績もまとめる予定です。