鳥獣戯画展に行ってきた、わーい♡
約1年待って開催された鳥獣戯画展♡行ってまいりました。
アニメ&漫画愛から、「日本最古の漫画」と言われる鳥獣人物戯画への憧れ。
そして、鳥獣戯画って、どこにあるの?と言う疑問からの。。。
高山寺。。。って明恵上人のところでは?
明恵上人と言えば、お茶の栽培を始めた人。
あっという間にお茶愛にまで繋がって、待ち焦がれた鳥獣戯画展でした。
コロナ禍ゆえの事前予約制と言うことで、昨年秋の正倉院展が同じく予約制でいい感じだったので、期待して行ったけれど、うーーーん、トーハク、読みが甘くないか??ってくらい混んでいた。でも、よーーーく考えれば、予約制でなかったら、この人混みは何倍にもなっていただろうし、そもそも入場を待つ羽目になっただろうと思うと、コアな美術館好き(と言っていいのか?正倉院展くらいしか愛してないけど)には助かるシステムではある。ぜひ、コロナ禍後もお願いしたい。
でもね。
もう展自体は最高だったな。
やっぱり人の手で描かれたものはサイコー。
人が大事にしてきたものはサイコー。
描かれているものも素敵過ぎた。。。
宗教画だと言う説もあるけれど(と言うか、冷静に考えればたぶん宗教画なんだと思うけど)、単純に『あぁ、人って昔から人だけじゃなく、動物や自然と生きていたのだな』って心に染み入る。
鳥獣人物戯画っていうけど、植物も多く書かれていて、桔梗とか女郎花とか、今でも身近にみられる花もあって、リアルな感もそこここにある。
動物になぞらえて、いったい何を言いたいのか、と深読みして妄想に入るも、乙巻には獏が描かれていたりして、妄想ごと食べられてしまうのかしら?とか。
ウサギと同じ大きさの蛙なのに、細い蛇(ウサギと蛇の大きさ比が現実的だったから、蛇が蛙よりだいぶ小さい)におびえて逃げるとか、現実と虚構のかみ合わせ方が、半端なく、日本人の心(わたしの心だけど)を揺さぶるとか。
ウサギと蛙が相撲をしている(甲巻)のは有名だけど、丁巻では人も相撲を取っている。。。だいぶタッチは違うけど(巻が違うと書かれた年代が違うので、当然描いた人も違うらしい)。何を読み取って描いたのかなぁとか、もう尽きることない興味。
でも、もう単純に、『楽しかった!!!』でいいんだろうな。
もう一回行くか、どうするか。。。悩み中。。。
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