![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53267084/rectangle_large_type_2_b1be67265bb3540ebbbd9e24756dc585.jpg?width=1200)
黒鯛な夜。
今日の東京は一日雨でした。
大雨に見舞われた地方もありましたが、皆さま、大丈夫でしたか?
家にこもって事務仕事でしたが、週末のオンラインレッスンのレシピも、生徒さんに送付完了!先日の外部のお仕事の、原稿チェックも終わり!
ちょっと一息つきました。
毎日のごはんはInstagramやFBに写真をアップしているので、noteは写真を交えつつも文章を中心に、と思っています。
食や、暮らし、ちょっとご無沙汰しているけれど旅のこと。
読んでくださる方に役に立つことだったり、ちょっと発見があったり、うれしい気持ちになったり。
そんなnoteを書き綴っていきたいな、と。
そう思いつつも、noteのお料理仲間の皆さまの記事を読んでると、あ、私もコレ作ってみよう、とか、作ったからにはレポしなきゃ、って、ちょっとクラブ活動みたいなノリになることも。
今日はクラブ活動記事です。
ケイチェルおじさまが鯛のアラをお料理されていて。
奇しくも同じ日、私も魚活しておりました。
歯医者さんの帰りに寄ったスーパーで、丸の魚がずらーっと。
立派な金目鯛が1,980円!
お買い得とは思ったのですが、二人暮らしの我が家には大きすぎ。
イサキやイトヨリ、よりどりみどりでしたが……
30㎝ぐらいある黒鯛が789円!安い!これ、買わなきゃ!
先日仕事で行った海辺の街の魚屋さんとお値段変わらないですもん。
鱗ひいておなか出してください、とお願いしてお持ち帰り。
鱗をとってとお願いしても、ざざざっと大雑把なので、まだ残っています。
残りやすいのは、ヒレの周り。背びれのキワや、胸ビレの下とか、尻びれのところとか。
鱗取り器でざっと全体を。
尾の方から頭の方向に、指を動かしてチェック。
残っている鱗が指に当たります。
細かな部分は、包丁の刃を立てて、尾から頭の方に刃を動かして鱗を取り除きます。
おじさまが、鱗が飛び散る!と悲鳴をあげていらっしゃいました。
ビニール袋の中でやると、大部分は袋の中にとどまると思うのですけれど……。
今、思ったのですが、透明な袋の中にすっぽり入れて、その中でやれば、鱗飛びが少なくなるのではないかしら?
鱗をとると同時に、お腹の中もきれいにします。
内臓は取ってくれていても、膜を切っていない場合が多いので、お腹の、骨に近いところの膜を包丁の切っ先で開き、血合いをきれいに洗い流します。
血が固まっている場合は、竹串や割り箸など使って、流水で洗い流して、水気を丁寧に拭きます。
ここまでが「水洗い」という工程です。
割烹料理屋さんの場合、この状態で冷蔵庫に入れてスタンバイです。
「水洗い」まで済ませておけば、あとは、注文に応じて、お造り、蒸し物、煮物、焼き物、揚げ物、汁物、ごはん物、自由自在。
我が家の場合、半身を生で、半身をオーブン焼きにすることにしました。
オーブン焼きは頭左にしたいので、下の身を骨から外して二枚おろしにしよう、と。
こんな感じ。
下の身の腹骨をすいて、骨を取って、皮を引いて、腹ぼと皮はオーブン焼きに。オーブン焼き分は、塩をしておきます。
背身と腹身に切り分けて、刺身包丁でそぎ切りに。
酢橘と塩、またはお醤油で食べる分。
前回よりもちょっと水っぽいかな?
カルパチョ風にもしよう。
こちらはレモン汁と塩とパッションフルーツとオリーブオイルで。
端っこは、大根おろしと醤と。
オーブン焼きの鯛は、浮いてきた水分と塩を洗い流して、水分をきれいに拭いて。
火の通りを良くするために、切り込みを入れておきます。
オーブンペーパーに、ナス、人参、エリンギ、ズッキーニ、トマトを並べて、黒鯛をどーん。(上身だけですが)
人参の葉も一緒に。
オリーブオイルをまわしかけて、180度のオーブンで30-40分。
いい感じに焼き上がりました。
そのまま食べてもいいし、さらにオリーブオイルをかけてもいいし、
お醤油、ちんと落としてもいいですね。
旨味を吸ったナスが美味しかったー!
ふわっとした白身、あっという間にぺろりでした。
下拵えのところ、少し丁寧に書いてみました。
緊急事態宣言の影響か、丸のお魚もお安く出回っているようです。
この機会にぜひ、お魚料理にチャレンジしてみてください!
追記:
ちょっと前に黒鯛でアクアパッツア作っていました。
毎度、同じようなことしてるわ、私💦