ピアニストにきいてみよう【鳥のカタログ】no.3
作曲家わたなべゆきこと、ピアニスト大瀧拓哉(大瀧君のノートです、演奏動画なども見られます)の間で行われる、現代に生まれたピアノ作品についての往復書簡です。作曲家の目から見た視点と、演奏家の視点。両方から一つの作品について、深めていきたいと思います。四回に渡って武満徹の「雨の樹:素描」についてお話した後は、変わってメシアン(Olivier Messiaen)の「鳥のカタログ/ Catalogue d'oiseaux」を取り上げます。
前回はピアノ演奏史のお話から、メシアンの演