マガジンのカバー画像

子ども・しごと

98
主に子どもとの出会いや関わり、幼稚園教諭の経験や現在の仕事に関連して、感じたことや気づいたことについて書いたnoteをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

嫌なこと、嬉しいことは、人によって違うんだよね。

「自分がされて嫌なことをしない」 「自分がされたら嬉しいことをしてあげよう」 これらの言…

子どもの「やりたい」を一緒に見つめる

そこには見渡す限りの緑が広がり、トンボは追いかけっこをするように飛び回り、カエル、バッタ…

ためらう気持ちも受け止めて

「行ってしまえば楽しいよ」 そう無責任に人は言う。そりゃ行ったら楽しいのかなって頭ではわ…

子どもとの関わりで大切なことは、子どもが教えてくれた

これまでの仕事やボランティアを通じて、いろんな子どもと出会ってきた。何人くらいなんだろう…

大切なのは、何が大切か忘れないこと

ある子は、朝、お母さんと離れるときに不安顔。泣き出して、行きたくないと言う。ここにいるか…

ぶらしたくない軸

たとえば、ちょっとやんちゃな子どもがいて、大人側が「困ったな」と感じているとき。「大変な…

どんな気持ちにも価値がある

今日とあるツイートを拝見し、直感で「いいね」を押した後、ふと考えた。 これまで、子どもとの関わりの中で「嫌がっているのにやらせること」は少なからずあった。着替え、片付け、苦手なものを食べる、列に並ぶ…etc。それは「必要なこと」であるから、嫌がっていても仕方ないんだと、やらなきゃいけないんだからと、”こちらが正しい”という意識で子どもに関わっていたかもしれないなと、胸が痛んだ。 もちろん、嫌なことでもやらなきゃいけないことはある。着替えないと外に行けない、片づけないと部屋

小さな「できた」を積み重ねていく

慣れないスキーブーツを履き、板とストックを両腕に抱え、なだらかな斜面をよいしょ、よいしょ…

「わからない」を出発点に

「○○くんは、どんな気持ちだと思う?」 「…ぼくは、○○くんじゃないからわからない」 手…

方法じゃなく、理解から始める

”子育てテクニック”という言葉がテレビから聞こえ、「あ、なんかやだな」と心が反応する。 …

心の中は見えないから

明るく振る舞っている人の心の中が、明るさに満ちているとは限らない。人には見せられない影や…

やってみよう、経験だから

久しぶりに編集画面を開く。最後の投稿から2か月弱が経った。通い始めた歯医者も、気づけばひ…

「また会おうね」が叶うとき

戻りたいと思える場所になっているのなら、それはとても嬉しいことだなぁと思ったんです。 *…

人生を描く点のひとつに

やったことがあることより、やったことがないことのほうが圧倒的に多い。それを踏まえた上で、やったことがあることが少しでも多いほうがいい。ものさしが増えるし、選択肢が広がっていく。その広がりは、どこかで、何かの形で、自分を支えることになるのだろう。 先日仕事で、小中学生の子どもたちと一緒に高尾山へ。紅葉シーズン真っ只中で、ものすごい人、人、人(私たちもその一部でしたが)。 人の流れから少し離れたところで集まっていると、駅からどんどん人が山へ向かう様子が見えて。「みんなどこへ行