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闇落ちからのリカバリー

実は6月半ば頃から、闇落ちしていました。

フィリピンに戻ってきて3か月。

在宅勤務をしながら、子どものオンライン授業をサポートしつつ、目の前に迫った子どもは外出禁止の夏休み(2か月半もある!)をどうするか?頭を悩ませていました。

そこに加えて、以前は料理上手だったうちのメイドさんの料理がおそろしく不味くなり(そんなことってあるの!?っていうレベルw)、息子の食が細くなってしまったので、毎日、料理をすることになり。

(外出規制も多いなか、食べることくらいしか楽しみがないのに、不味いごはんを食べるというのは、わたしにとっても辛かった…)

想定外に大変な毎日なのに、家事育児に協力しない夫。(赴任したばかりで仕事に慣れていないこともあり仕方なかった面はあると理解しつつも)

家で過ごす時間が長くなり、今までは見えていなかったメイドさんの粗が目につく&反抗的な態度にも強いストレスを感じるようになり、ついに、自身の許容範囲を超えてしまったのです。

噴火レベルとしては、数年に一度あるかな?くらいの爆発規模なのですが、最近、その頻度があがっているのか?ちょうど同じレベルの噴火が1年前にもあったので、対処法はわかってまして。

わたしに必要だったのは、

自分の時間と空間を確保すること

わたしに限らず、まあまあ万人に効く処方箋ですよね。

去年は、居候していた実家を出てアパートを借りました。その後が想像以上に大変だったけど、何とかなったし!

という成功体験?と、精神科医の友人からも、「空間を分けるとかして、距離をおくだけでも、関係性が改善するケースあるよ」というアドバイスを受け、背中を押してもらったので、ソッコーで不動産エージェントに連絡し、自宅から徒歩圏内にアパートを借りました。

息子の夏休み+新生活へのトランジションで、生活環境や生活リズムを調整する必要もあったのですが、とにかく心が疲れていたので、仕事もセーブ、早起きや運動、noteの更新も、気分が乗らなければやらなくてOKということにして、この2か月ほどを過ごしていました。

心配だった外出できない夏休み、息子は息子なりに楽しかったらしく、(わが子の明るさと優しさに本当に救われました…!)

わたし自身もひとり時間をしっかり確保できるようになったこと、また夫も少し仕事に慣れ余裕ができてきたこと、夫婦間での役割分担をしっかりするようにしたこともあり、状況も少しずつ改善してきました。

唯一、改善しなかったのはメイドさんとの関係でして…

わが家で4年半近く働いてもらっていたのですが、わたし自身の働き方が大きく変わり(出勤や出張がほぼなくなり基本在宅)、夫も合流してメイドさんを頼らず夫婦間でワークシェアできるようになったこと、息子も成長して身の回りのお世話がほとんど必要なくなったこと…

わが家のライフスタイルにこういった変化があり、メイドさんに求めるものが変わってきました。

メイドさんとしては、これまでワンオペのわたしを支え、息子にも手をかけてきて世話をしてきたので、表現はあれですが、「私が一家の主」「この家を回しているのは私」みたいに思っていたところがあったんじゃないかなーと思います。

そんなところに、大して家事もできないくせに気だけは強い嫁=わたしが、四六時中、家にいてあれこれ口を出してくるのは、彼女にとってもストレスだったでしょう。かといって、彼女の方にも、自分のやり方を変えてまで適応する気もなかった。

この8月末で辞めてもらうことに決めて、一昨日、解雇通知をしました。

これで一区切り。

6月からの闇落ちもようやく終息したという感じです。

彼女の料理が不味くなったのだけは、いまだに本当に不思議なんですが!

そんなわけで、noteの方も、300字アウトプットも含めてぼちぼち再開していきたいと思います。


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