雪割納豆のあれこれ㉒お米と米糀のお話!地域の仲間と共に!
6月も終盤、6月にしては暑い日が続いています。田んぼの稲も少しづつ成長し、空の青・田んぼの緑と初夏の風景を感じる置賜盆地です。梅雨入りが遅いので、雨が降らず、田畑は喉が渇いているように感じます。そろそろ恵の雨を期待したいです(本日は降ってます!)。本日は雪割納豆の原料のお米と米糀についてお話いたします。反復ですが、雪割納豆の原料は、大豆・お米(米糀)・塩・納豆菌がです。主原料は大豆とお米。そのお米と糀のお話になります。
雪割納豆は自社でひきわり納豆をこしらえ、その後、米糀を混ぜ合わせ熟成発酵させます。米糀の製造で大切な事は、お米農家さんと米糀の製造業者さんです。米糀の製造は自前じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、自前ではありません。理由は簡単で、コンタミネーションの問題とやはり、もちやもちやの技術です。コンタミネーションとは食品業界で多くの意味を持ちますが、この場合は納豆菌と麹菌の問題。よく造り酒屋さんが、お酒を仕込む時は納豆は食べません、といった話を聞くと思います。それと一緒で、納豆菌が最強すぎて、他の菌をノックアウトする可能性があるからです。残念ながら納豆菌は食品製造現場では嫌われ者になってしまう、納豆菌が最強すぎるからです。あと1つは技術、〇〇醸造店、〇〇麹屋さんとった名前のお店がみなさんの地域にもあると思います(かなり少なくなっていますが、残念😢)。ほとんど場合はお味噌屋さんのことをさします。お味噌を造る際、米糀の製造技術は、そのお味噌屋さんの味を決めるといっても過言ではありません。米糀造りも長年の経験と培った技術が大切なんです。なので、ゆきんこは渡部醸造店さん(米沢)としまさき農園さん(南陽)のお力をかりています。お米を提供してくださる農家さん・米糀を製造してくださる醸造家さん、どちらも雪割納豆を継承するための大切な仲間です。
ゆきんこはこれからも、山形・置賜・米沢の地域のみなさんと力を合わせ、大切な郷土の食文化を未来に繋いでいくのです。結構大変ですが💦でも頑張ります❕本日はこのへんで、お読み頂きありがとうございます。
追伸:雪割納豆の原料は塩以外は、オール山形県産です!もちろん納豆菌も!ゆきんこHPへ