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スタイリストとフォトグラファーは餅つきのように
昨日こんなことを書きました。
ここで書いているように、テーブルフォトには3つの要素が必要です。
①ものを選ぶ
②構図を考える
③カメラをきちんと使える
そしてこの①にあたる部分が、私の仕事であるスタイリストの役割です。
あたかも独立した話かのように書きました、実際は3つがからみあってテーブルフォトはできています。
なので、「①ものを選ぶ」ためにいつも「②構図を考える」や「③カメラをきちんと使える」を考えながら進めています。
脳内はこんな感じ。
・この料理であれば、こんな食器が必要だ(①モノ)
・この料理なら俯瞰もいいが引いて横から撮るのも良さそうだ(②構図)
・いやそうするとカメラのポジション的にイケるだろうか(③カメラ)
・そもそも俯瞰と横からに対応するなら天板と背景両方の用意が必要だ(①モノ)
・いや、横から撮る場合窓が遠くて光が足りないのでは?ライティングを組めるだろうか?(③カメラ)
・おっといけない、余白多めに引いて撮るなら取り皿やお箸など小道具多めに対応せねば(①モノ)
以下エンドレス、、、
常々、カメラや構図のことを考えないとモノって選べないなと思います。
そして現場ではいつもカメラマンさんの腕で予想以上の魔法をかけていただくことばかりです。すごいですよね、フォトグラファーさんって、、、。
私はカメラのプロではないので、まだまだ知らないことばかりなのですが、それでもスタイリストとして活動する中でカメラの基本を学んでて本当に良かったな〜と思います。
フォトグラファーさんやクライアントの皆様とコミュニケーションがスムースに、またグッと深くなったような気がします。
良い撮影現場だと、スタイリストとフォトグラファーさんとで「よいしょ!」「はい!」「よいしょ〜!」「はいっ!」と餅つきみたいになることがあって、そういう時はとても爽快です。
餅つきレベルにスムースな撮影現場を目指して今日もがんばろ。
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![菅野有希子](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136163112/profile_f60f4ef373472f32b2344b5ea0d72150.jpg?width=600&crop=1:1,smart)