ギリシャ神話と人体の機能 カサンドラの悲劇とアポロンの呪い 珪素の役割

ギリシャ神話に登場するカサンドラ。
最近はカサンドラ症候群で有名なような。

カサンドラ症候群
パートナーや近しい人がアスペルガー症候群をはじめとした共感性の低い特性がある場合に起こる、心身の不調のこと。

ギリシャ神話のカサンドラはトロイの王女
太陽神アポロンに愛されたカサンドラは、アポロンから予知能力を授かる。
しかし、その能力でアポロンに捨てられる未来を予知したカサンドラは、アポロンの愛を拒絶したので、怒ったアポロンに「カサンドラの予言を誰も信じない」という呪いをかけられた。
カサンドラは真実を知って伝えても、人々から決して信じてもらえなかった。

この様子が、アスペルガー症候群と非アスペルガー症候群間の関係の状態を表していると言われる。

カサンドラの話は非常に興味深い。
真実の予言が無視される事と
その呪いの元凶アポロン
これを人体の機能から読み解いてみたい。

まず重要なのは、カサンドラの出自である。
トロイの王女。
人体で言えばトロイは膵頭部にあたる。

トロイ戦争は、糖化による人体へのダメージそのもの。
トロイ戦争の火種となるパリスの審判。
ヘーラー、アテーナー、アフロディーテの三女神が美しさを競う。
アフロディーテがパリスに約束した賄賂は、絶世の美女スパルタの王女ヘレネー。
スパルタは膵臓の内分泌腺ランゲルハンス島。
ヘレネーは、インスリンにあたる。

膵臓が予知と非常に深く結びつく。

レム睡眠時に夢を見るわけだが
就寝前の食事などでは睡眠中に血糖が乱高下し
悪夢や寝汗など良質な睡眠の妨げになる。

低血糖になると寝汗や悪夢が起きるのはなぜか

インスリンが過度に血糖値を下げる

寝ている間に低血糖になる

血糖を上げようと、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンが一斉に分泌される

自律神経の交感神経が興奮する

その結果、寝汗、歯ぎしり、こわばり、悪夢などが起きる

睡眠中の血糖の安定が
良い睡眠につながり、予知夢に結びつくのではないか。
インスリンが海馬と関係し閃きを生む事が解明されているのも偶然ではないだろう。

アポロンは、全知全能の神ゼウスの息子。
ゼウスの本妻ヘーラーに、その誕生を妨害され難産の末に生まれた。
人間の中枢である視床下部がゼウス。
ヘーラーは視床下部の隣の松果体。

アポロンは視床下部の統制下にある脳の機能にあたる。
音楽や数学、予言など様々な領域を司る事から、海馬と交感神経と推測する。
自律神経系の洞調律や呼吸や脈拍を調整するとともに、その状況を記憶する。
自分が何かを経験した時の身体の反応を記憶して整理している。
無意識に莫大なデータが蓄積され、整理され、反応が起こっている。
言語の習得も、実は言葉のリズム予知にある。

ヘーラー(松果体)は、交感神経と概日リズムの仕組みの誕生を妨害。
松果体は内因性ホルモンのメラトニンを分泌し、概日リズムを調整する。
日中、強い光を浴びるとメラトニンの分泌は減少し、夜、暗くなってくると分泌量が増える。
メラトニンが脈拍・体温・血圧などを低下させることで睡眠の準備ができたと体が認識し、睡眠に向かわせる作用がある。

つまり活動性の交感神経の働きとは拮抗している。
概日リズムの支配者の座を、松果体は日中の交感神経に奪われた。

人類の活動時間が夜から昼に変化した為だろう。
また睡眠が主体であった生活が、活動する生活に変わった事も意味するのではないだろうか

さて、カサンドラの正体である。
兄弟のパリスは何故、審判の役割を課せられた?

ヘーラー(松果体)
アテーナ(骨・脊髄)
アフロディーテ(性腺刺激ホルモン)
これらの美に関連している成分は
珪素(シリカ)である。

珪素は体内において、美容と深く結びつく。
丈夫な骨、歯、爪、皮膚、髪などを生む
カルシウム補給に必要不可欠な成分。
また松果体の構成成分はほぼ珪素。
松果体は第3の目と言われる直感と結びつく。

このシリカの体内吸収率は低い。
ところが、皮付き穀物では吸収率が上昇する。
シリカの分配を第一優先的に受けるのが恐らく性腺刺激ホルモン。アフロディーテに譲られる。
エストロゲンは美人ホルモンと言われ、肌や髪に潤いを与える。
つまり、人体における珪素の最も重要な役割が性腺刺激ホルモンと関連しているのではないか。
それはまた、血糖値とも深く結びつく。
食物繊維が豊富な穀物は、血糖上昇を緩やかにする。
GI値が低い。
糖化は美容の大敵。

膵臓から分泌される消化酵素(パリス)は、インスリン(ヘレネー)の分泌と密接に関連する。

それがパリスの審判とアフロディーテの勝利と美女ヘカテーとの婚姻を示す。
そしておそらく消化酵素と関係し、GI値に最も影響するのが珪素の吸収率。

カサンドラの正体は珪素吸収率。

珪素の役割は解明されていても
珪素の吸収率が人体にどれだけ影響力があるのかはわかっていない。

血糖と珪素の関係性に焦点があたれば、カサンドラの面目躍如になるであろう。

カサンドラ(珪素吸収率)は、アポロン(交感神経)の呪いを受けGI値に隠れてしまい、予知の能力を信じてもらえない、つまり関連性に気付いてもらえない存在となった。
海馬における閃きは、インスリンより、珪素吸収率と深く関係していると推測する。
また、アポロンは経験からくる予測を行うのに対して、カサンドラは、直感により予知する。
人間が直感を信じる事ができなくなったことも示唆しているように思う。




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