ギリシャ神話　エチオピア王家の神話英雄ペルセウスとヌクレオチド

ギリシャ神話の英雄ペルセウス。
秋の夜空を彩るエチオピア王家の星座と深い関わりがある。

ペルセウスはアルゴス王の娘ダナエーと黄金の雨に化けたゼウスから生まれる。

メデューサを退治した帰り道で、海の怪物の生贄にされそうなエチオピア王女アンドロメダを救う。

アンドロメダはエチオピア王ケフェウスと王妃カシオペアの娘。

さて、この物語は、ヌクレオチドの生成に纏わる構成になっている

ヌクレオチド

五炭糖の1位にプリン塩基またはピリミジン塩基がグリコシド結合したヌクレオシドにリン酸基が結合した物質。DNAやRNAを構成する単位。

まず、ペルセウスの誕生をみる。
アルゴス王は娘をゼウスから隠すため青銅の部屋に閉じ込める。しかしゼウスは黄金の雨に変身し、部屋に侵入。そしてペルセウスが生まれた。

この話は、ペントースリン酸経路における
リボース5リン酸生成を示す。
これはヌクレオチド合成に必要な五炭糖生成に必要になる。

ペントースリン酸経路は、解糖系から派生する経路。
解糖系を司るゼウスから隠したものの、加水分解酵素などの過程を経てリボース5リン酸が生成される。

ペルセウスは五炭糖を象徴している。

対するアンドロメダだが、父エチオピア王ケフェウスと母王妃カシオペア。

ケフェウスは父エジプト王ベーロス、母ナイル川アンキノエーから生まれる。

エジプト、ナイル川は肥沃な土地の象徴、つまり小腸を指している。

さらに遡ると、ベーロスはポセイドンの息子。兄弟はアゲーノール。

この兄弟アゲーノールは、アンドロメダの婚約者。

ペルセウスがアンドロメダを救った後、ケフェウスと共にメデューサの首で石化する。

この話を踏まえると、アンドロメダは、リン酸

ケフェウスはリン(P)、                                                   アゲーノールはマグネシウム(Mg)。

このリンとマグネシウムは、骨の形成に必要な成分でありカルシウムと結合し、骨を硬くする。　　　　　　　つまりメデューサの首で石にされる話と結びついている。

ペルセウスが倒したゴルゴーンのメデューサは、　　　性腺ホルモンのエストロゲンを指しており、　　　　　エストロゲンの骨形成を促進する機能が、二人の石化(骨形成)を促した。

さて、メデューサはエストロゲンを指すが、ペルセウスに首をはねられた際に生まれたのが、天馬ペガサス。ペガサスの父はポセイドン。

馬は、ギリシャ神話内で運搬するものを象徴。つまりアミノ酸やタンパク質になる。ポセイドンの血を引く天馬は、ペルセウスー五炭糖と結びつく核酸塩基。DNAを構成する塩基。タンパク質情報を保有して運ぶ。

ペルセウス(五炭糖)、アンドロメダ(リン酸)によりヌクレオシドが作られ、ペガサス(核酸塩基)が加わり三つが揃いヌクレオチドが形成され、DNA合成の準備が整った。

この物語を象徴するように、ケフェウス座は夜空に五角形を描いている。