封印された9 耳塚鼻塚の謎
9は封印された数字である。
9進法は9で括るため9が消える。
だが、故意に隠された9である。
各地に残る耳塚鼻塚。耳塚もしくは鼻塚とは戦死者の耳や鼻を弔ったとされる塚である。
日本全国に耳塚と呼ばれるものは多数存在するが、実際に耳や鼻が葬られているものは確認されていない。
耳塚と鼻塚に共通するのは、9。
33塚、87塚。
おそらく首塚も九尾塚からの発想だろう。
冗談抜きで、連想の概念で発生している。
3×3=9
(9)87
9という言葉を使うのを避けて9を表現した。
9を話しただけで不吉な事が起こるとでもいわんばかりに。
日本では9は「く」という読みが「苦」を連想させる事から非常に縁起の悪い数字として忌み嫌われているが、
中国では縁起の良い数字とされている。
9が苦という連想そのものに、何かしら意味があった。
このルーツは、長野県安曇野の八面大王の耳塚にあると確信している。
八面大王とは、魏石鬼(義死鬼)の別称である。
この辺りは戸隠始め鬼無里など鬼女紅葉伝説がある。
また、戸隠は九頭竜権現の場所であり、天岩戸が飛んできた場所である。
九頭竜は崩れと深く関わる。地震である。
岩戸は18戸、つまり9を避け表現された9の扉である。
鬼は季節の変わり目、節気と関わっている。
八面大王つまり「ギシキ」は気四季、つまり季節の気配を伝えている。
安曇野は、海人族と関係が深いが、移り住んだのではなく、こちらが原点と確信する。
長野県は縄文遺跡の宝庫である。
古来から星を観測し、季節を把握し、海への出発に備えていた。
時代が下っても、その莫大な天体観測データと分析により聖地として君臨したはずである。
魏志倭人伝の伊都国は絶対にこの地である。
長野県には様々な昔話があるが、有名な話として安曇野付近の久米路橋の「雉も鳴かずば撃たれまい」がある。
口は災いの元であるという教えである。
この話を深く読んでみると、
雉が鳴いた理由は、おそらく地震予知。
雉は足裏に特別なセンサーを持ち、地震発生前に鳴く。
地震予知をしたが為に、長野県の鬼は退治されてしまった。
以後、9を操っていた鬼の話はタブーとなり、口に出してはいけない数字としてだけ認識されていった。
とにかく9を隠してしまった。
9は、万(萬)の扉を開く鍵。
10000は9進法では6561。
白道の昇交点、降交点の周回する18.6年である。
これは日食月食の周期にも生かされる。
これらは潮の満ち引きだけでなく、地下プレートにも影響を与える。
昇交点降交点がドラゴンヘッド、ドラゴンテイルと呼ばれるのは、それだけ大きな力を持つからだろう。
万は蠍と読める。
蠍ー海人族の知恵、安曇野で育まれた古代の知恵。
アンタレスの知恵。
天岩戸(海人の18宿)は
9によって開かれる。
9対の星々。
ペアとなる星を読みとかねばならない。