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ゼロを1に。1を100にできるクリエイター。
昨日はジュエリー職人の価値を見直すこと
日本のジェエリー業界の未来について少しふれた。
この記事は読み手の方のこれまでの経験やクリエイティブに
携わる領域によっても見解は違うと思う。
あくまで私の話はジュエリーをつくる側。
の話。
(その中でも少数派の視点だと思う)
クラフトマンシップを謳うジュエリーメーカーは流行りにのかって、
表面的な見栄えをばかり整えてしまいがちだ。
職人の価値を見直すことではない。
職人の価値を見直すことの目的とは
クリエイティブの領域に積極的に参加してもらうことで、
職人が生み出す価値はこれまでとは全く異なるものになる。
新たな価値が生まれるサイクルを格段にあげることで、
職人という古い認識の枠組みも取り払う。
もしくは職人からクリエイターへ変化していく過程を育成にも組み込み、
創造者を1人でも多く世界へ排出していくことで
結果的に職人の価値は変わってくるのではないかと思う。
オリジナリティを目指す創作活動を企業だけでなく、
個人レベルでも当たり前の状態にすることで、
日本のジュエリー業界は変わっていく。
個人レベルの小さな存在が、
大きな存在へと変わることの方が簡単かもしれない。
職人がクリエイティブ領域に参加し、
自身がメッセージを発信するひとりであることを認識することができたなら、ユニークなジュエリーはもっと生まれるはずだ。
自分基準のジュエリーが作品として創り出される。
誰が生み出したのか?
クリエイションの原点にも耳を傾けたくなるはず。
ジュエリーの市場規模について少し前にも書きましたが
これからは小規模のジュエリーメーカーや
個人のクリエイター(デザイナーや職人)が活躍できるようになる。
間違いない。
小規模でいうと1〜20人くらい。
さらに大きな規模になってくると
アイデンティティの見直しは難しくなり、
マーケットのニーズばかりが気になる人で溢れかえるのがこれまでの体質だ。
作品づくりではなく、商品づくりに陥る。
おそらく日本のジュエリー業界はジュエリー文化が浅いという理由だけではなく、
クリエイターがトップにいないという組織編成が創作現場の環境や文化を作れないことにも繋がっているのだ。
クリエイターは作ることに徹することを求められる。
作ることは作業である。
それが企業の考え方。
(全ての企業やジュエリーメーカーではないが99%以上がそうだ)
クリエイターは経営やブランド運営や商品を売るサービスは不得意であるという誤解が蔓延しているのかもしれない。
そうではない。
クリエイターは0【ゼロ】を1にでもできる。
1を100にでもできるのがクリエイターだ。
クリエイティブな領域以外は不得意であると誤解をしている
クリエイターも沢山存在しているのも事実。
そうではない。
あなたはクリエイター。
クリエイターは0【ゼロ】を1にでもできる。
1を100にでもできるのがクリエイターだ。
つまり学ぶことを惜しまないあなたは
クリエイティブな領域である範疇の認識や視野を広げれば
クリエイターができないことはないのだ。
最強なのだ。
自ら、自身のクリエイションを語り、世界観を構築し、どのようなサービスを提供することが、ブランドの世界観に一貫性をもたせることができるのか?
舵をとることができるのはクリエイターなのだ。
ブランドそのものをつくることができる
それがクリエイターだ。
職人の価値を見直すという話に戻すと
クリエイターの中に職人も含まれるということ。
ブランドを作る上で、
私が最も重要な存在だと考えるのがスペシャリストの職人だ。
※ここのスペシャリストは前回の記事で書いた定義
モデルメイクや立体制作におけるディレクターという肩書きでも良いかもしれない。
ブランドの一貫したものづくりの根底には
この人物の存在が欠かせないし、
ジュエリー制作における職人の価値を引き上げる良い手本にもなるのだ。
職人の価値を見直すこと
つまり
職人をクリエイターとして認識して
リスペクトしていくこと。
そして
クリエイティブ領域でその技術や才能を発揮してもらうことが
ジュエリーの創作活動にとってどれだけ重要なことか知ってほしい。
今日は書きたい内容が拡散型記事。
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