石塚流正しい引きこもりのお作法。
いつもありがとうございます、石塚勇気です。
昨日はネーミングセッションでさおりさんとお話ししました。
さおりさんは、プロのライターさんなのだけど、ご自身と長い間しっかりと向き合われてきた方でもあって。
いろいろなお話をさせていただきました。
今の時代、心が苦しくなったり、心配が頭をよぎったり、悩んで眠れなくなっている人もきっと多いと思うんだ。
僕もさおりさんも、過去にメンタルの調子を崩したこともあり、生き方に迷っている時期がそれぞれにあり、そこから「自分と向き合う道」に出会った。
僕の20代は、アクティブな引きこもりとして過ごした。
用事があれば、外へもふつうにでていくけど、基本は家の中でお利口にしていた(笑)
仕事をしたいと思うこともなく、ぼーっと過ごすでもなく、自分のやりたいことを引きこもりながら実践していた。
2年ほど福祉施設で働いていたけど、後は自分のやりたいこと、突き詰めたいことをして過ごした。
と書くと、かっこいいかもだけど、体調が悪かった(笑)
今となってはすべて笑い話のようだけど、当時が大変だった、というより大変がスタンダードだったので、ベースが大変ストレスフルだったんだ。
でも30代に入り、いろいろ現実面でも変化があり、体調もよくなっていき、今では普通にセッションをするまでになっている。
そのプロセスは山あり、谷あり、で本当にいろいろあったけど。
その経験のおかげで、お相手のご事情を察知する想像力がついた。
10年間くらい、自分と愉しく向き合って、自分について考えてきた。
その経験も、すべでのことが今に結ばれていき、これからの未来に結ばれていく。
石塚流の正しい引きこもりのお作法としては、本当に無理をしない、自分にとっての楽にできて、うれしくできて、まわりも喜ぶことを突き詰めること。
引きこもっていることは悪いことではなく、それがいま必要だからそうなっていて。
今の環境から始められる、新しい運命もあるんだと思います。
無理に外に出ようとするより、「ちょっと部屋の掃除してみるか」とか、「自分が好きなイラスト描いてみよ」とか。
無理に社会の基準やいわゆる成功者のやり方をまねるのではなく、あなたが楽にうれしくできるのに、なぜか周りに喜ばれるところを見つけていくことが、大切なんだな。
これからの時代は、誰かの基準に沿って生きるよりも、あなたの心のコンパスの精度をいかにアップさせていくか?
そこがポイント。
さおりさんとも、そのあたりも少しお話しできた。
常識に沿って生きても、同調圧力に従っても、だれも幸せは保証してくれないんですよね。
僕のセッションは、哲学カウンセリングのようなところもあります。
結局本当に僕が提供したいのは、やり方やノウハウではなく、その人が楽に生きられるようになるヒントです。
引きこもるのは悪いことなのか、どうなのか?
そういったことを常識に当てはめ、オートマチックに生きると、道端に咲くお花の美しさを見逃すように、いろいろ感じられなくなりますから。
あなたも今年は、あなたの中にある大切なものに従って、自分の道を進んでいきませんか?
石塚勇気