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僕が不登校だった頃の話をしようか。
いきなりですが、僕は高校時代に不登校を経験しています。
不登校になり、お家にこもっていた時期もあります。
そういったことがあり、わりと人生の前半戦で大きくつまづいてしまいました。その当時は、心の面でもつらい時期でした。
いろいろな家族とのことや将来のことを、考えて不安になったり、心の安定とはほど遠い状態でした。
そんな時期が10年ほど前にありました。
ですが、今の僕をつくっているのも、その頃の自分ありきなのだなと、今は感じています。
一般的な意見として、学校に適応できなかったら、社会に適応できないとか。進学の際に不利になる、ということもあるかと思います。
そういったことはあったとして、僕にとっての引きこもり期間は人生にとって良い影響を与えてくれました。
それにみんながそれが良い、と言っているものが果たして自分にとっても当てはまるのかと言われると、「それは違う」ということがあるとも知れました。
不登校が問題になる背景として、みんなと違うから、常識的には学校へ行くのがふつうだからと、ある種の思いこみがあるから問題として扱われるのだと思います。
僕自身にとって、家にしっかりこもっていてその体験から、自分と向き合うチャンスを得られ今やっている仕事につながっていると、ハッキリ実感があります。
普通と違う、みんなと違うからダメ、みんなと同じようにしないと社会に置いていかれる・・・。
というのも思いこみだと思います。
「不登校 芸能人」「不登校 偉人」と検索すると、あの人やこの人までそんな時期があったんだと知ることができます。
学校が肌に合う子、学校になじめる子もいれば、あまり学校に向いていない子もいます。
だからいろいろ心配になるとは思いますが、子どもが学校に通いにくそうしているときは、見守りながら、その子のタイミングで本音を話せるようになるのを待つことが大事だと思います。
人はそれぞれに、さまざまな経験を経て大人になっていく。
だからこそ、今だけを見てよい悪いの判断をするだけではなく、もう少し先の未来に意識を向けて、今この経験が与えられた意味を考えてみるのもおすすめです。
みんなと違っていることは、本当に悪いことなのか?
少し考えてみると、今の状況を見つめなおすヒントが得られるかもしれませんね。