Yukiii

気ままにあるがままに

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最近の記事

大切と時間

この地上で過ごせる時間には限りがあります。 本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。 年齢を重ねるにつれて時の流れが早くなると聞いた事はあるが、あまりにも早すぎる。 気がつけば社会に出て1年が過ぎていた。 1年前の自分と比較して成長しているかなんて質問はどうでもいい。成長していようがなかろうが1年という月日は経ってしまっている。 しかしながら、成長はしていなくても明確に変わったと自覚することはある。 それは自分に大切が増えたことだ。

    • 1人よりも2人がいい

      「いま会ってるのに、もう早く会いたくなっちゃうね」 遠距離恋愛が始まって、かれこれ半年以上が経とうとしている。幸いにも月1回くらいは会える頻度を保てているが、会えば会うほど2人での生活を望んでしまう。 月1回会えてるんだから、そこまで辛くないでしょっていう声も中にはあるかもしれないが、何かあった時に駆けつけることのできない距離というのは、すごくもどかしい。 ただ、会える時は2日間とか長い時間を一緒に過ごしていて、僕にとってかけがえのない時間である。 朝起きると隣にいておは

      • 付き合うって

        誰かと付き合うって何だろう 秋がぐっと近づいてきた今日この頃 お散歩を楽しめる心地よさになってきた 優しい風と陽の光に乗って金木犀が香ってきた そんな時ふと気になったことがあった 付き合うって何だろう 友人以上の関係?キスをすること?結婚の前段階? なんだかどれもいまいちしっくりこない だから付き合うの意味を辞書で引いてみた そうすると三つの意味が書かれている ①双方からつく ②まじわる、交際する ③義理や交際上の必要から相手をする どの意味も納得はできるけど、あく

        • 愛を知った日

          5月13日土曜日 彼女と二回目の遊びに行った日 この日付は僕が愛を知った日だ 場所は美術館 ルーヴル美術館展なんてちょっとおしゃれな響き 二回目にして12:30駅集合が定番になっていた いざ事前に買っていたチケットを握りしめて入場すると、そこそこ広いスペースに点々と人だかりができていた。その人だかりの先に大小いろんな絵が飾られていた。 より近くで絵を見たがってるカップル 人の波を気にしないで右往左往する老夫婦 翻訳機を耳につけている外国人 沢山の人が思うがままに

        大切と時間

          人を好きになるというのはね、

          人を好きになるというのはね、 医療保険のきかない精神の病にかかったみたいなものなの 村上春樹のこの言葉を読んだとき、あまり共感できなかった。わざわざ病って言うほどなんだろうかと何度も読み返した。だけど、分からなかった。今までそんな経験はしてこなかったし、その当時、僕は独り身だったから。それに、誰かと付き合いたいとか誰かと一緒にいたいとかそんな感情はあまりなかった。 別に強がってたとかそんなんじゃなかったと思う、多分ね。 話を戻すと、 人を好きになる=精神の病 しかも医療

          人を好きになるというのはね、

          遠くを見たくなったり

          最近ふと、立ち止まることが多くなった。肉体的にも精神的にも。 普段の自分なら興味を持たない場所で立ち止まったり、夜風をもっと感じたくて止まったり、 本当に今の生き方でいいのかって問いかけたり、弱音を言葉にしちゃダメだってとどまったり、 何だか自分で階段を作って、上ったり下ったりしてるみたいだ、たまに戻ったり。人は階段を上ることで成長するなんて言われてるけど、僕は下ることも戻ることも成長だと思う。だって、ゴールが上にあるとは限らないし。だから、下に進んでも後ろに戻っても寄り

          遠くを見たくなったり

          心の高さ

          一年中が夏。衣替えがない。紅葉がない。金木犀が香らない。白い息が出ない。 そんな場所に僕は留学している。四季は感じられないけど、常に空の高さを感じられるこの国が大好きだ。 歩きながら、よく空を見上げ、空の高さを感じる。そのたびに、優しさについて考えることがとても増えた。いろんな人から優しいねと声をかけてもらえることが多い自分。たまにその言葉を信じて本当に自分は優しい人なのではないかと錯覚する。ただ、その錯覚から目を覚ますたびに叩き落とされていく。 優しさって自分を守る一

          心の高さ

          春はあけぼの

          最近暖かくなって、お散歩したりするとふと甘い花の香りが漂ってきてほのぼのする。 この匂いはなんて花だろう、と思って調べたら、 沈丁花という花が出てきた。詳しく見てると、原産地は中国で室町時代以前に日本にやってきたらしい。 春の沈丁花 夏の梔子 秋の金木犀 これが日本の三大香木。 ちょっと話がそれたので戻すと、沈丁花の花言葉は 「栄光」「不死」「不滅」「永遠」 何となくだけど新しいことが始まる春にふさわしい花言葉を持ってるように感じた。 ただ一つだけネガティブな花言葉

          春はあけぼの

          1人の時間

          コロナ禍になっておうち時間が増えて、もうしばらく経つ。そこでふと、僕は1人の時間がもの凄い好きで、大切なんだってことに気がついた。 ニュースで''早く外に出たーい''とか''友達と遊びたーい''って言ってる人を理解しながらも1人でも楽しいのになーなんて思ってた。 そこで疑問に思って、一人の時間を大切にする人について詳しく調べてみることにした。そうすると、特徴として多趣味の人だったり大人数が苦手、周囲に気を使いすぎてしまうなど色々と出てきた。多趣味かは分からないけど、本を読

          1人の時間

          退屈を愛す

          "退屈だけを愛しぬけ" 社会人三年目。毎日代わり映えのない一日が、毎日変わる空模様にバカにされているように感じていた。満員電車に揺られながら決まった時間に出社し、昨日と明日の境界線に帰宅する。 「一日って何時間だっけ。」 当たり前を当たり前に感じることすらできていない。だからと言って休日に何かをするわけではない。起床したと思ったら、いつの間にか就寝している。夢も希望も忘れた生活の沼に沈んでいた。 そんなある日ふと目が覚めた、日曜日午後一時。外から聞こえてくるのは青い声

          退屈を愛す