フリーランスとして働く私の8個の決まりごと
私は2020年2月にフリーランスとして開業した。気づけば来月で開業から1年半を迎える。最初はコネもお金も実績も無く、フリーランスとしてはなかなか厳しいスタートだった。そんな私だけど、ビギナーズラックが重なったのか、これまで仕事が途切れて明日からどうしよう…みたいなことにはならなかった。運が良い。
がむしゃらに仕事をしていくうちに、段々と私の中でフリーランスとして働く上での決まりごとが出来上がってきた。フリーランスになって間もない頃はあまり意識してなかったが、今思うと、この決まりごとがあったから継続してお仕事が入ってくるようになったのかもしれない。
今後アップデートしていく予定だけど、2021年7月現在の決まりごとをまとめてみる。
①納期厳守
この前までディレクター業務をやっていたのだが、クリエイターの方が納期をしっかり守ってくれる方だとやっぱり安心する。安心して任せられる。一方で納期を平気で守らない、遅れるといった報告もない…というディレクターとしてはかなりの困ったちゃんも存在する。
納期を守る、それだけでクリエイターへの信頼度って高まるのかと実感した。
納期を守ることなんて当たり前なんだけど、意外とできない人は多い。(と、体感で思う。)だから、納期をちゃんと守ることで信頼度はプラスになる。なんなら、納期よりも余裕持って出すことでさらにプラスに。
フリーランスになってから納期を破ったことは今のところ無い。もちろんスケジュールが厳しい場合は事前に相談する。
納期を守るって当たり前すぎりかもしれないけど、本当にフリーランスとしての自分の信頼性を左右するから…本当に本当に!1番!大事だと思う。
②とりあえず挑戦する。負荷をかける。
フリーランスは上司がいない。会社みたいに昇進して役職が付いて部下ができて…一段階上に上がるなんてこともない。
フリーランスは会社みたいに誰かがケツを叩いてくれるなんて甘い話は無いので、自分で自分を管理し、成長させなければ生き残れない。自ら負荷をかけなければならない。
仕事をしていると時々、「あ、この仕事全力で向き合わなくても80%くらいエンジンかければできるわ」って時期が来る。それはやる気が落ちたわけではなくて、仕事の要領も掴んで慣れが出てきたということ。初めの頃は容量なんて分からず、がむしゃらに向き合うんだけど、いつのまにかコツを掴んでフルエンジンでなくてもこなせちゃう。
私の中でこれは一種の停滞と考えている。成長が止まってしまっているのだ。
私はフリーランスにとって、「成長が無い=死」だと思っている。成長が止まれば、成長することを望まなければ、そこでスキルアップも止まる。スキルなんて磨かなければ錆びていく。使えなくなる。
だから、停滞を感じるようになったら、というかなる前から割と自分に負荷をかけることを意識している。新しいタイプの仕事が来て、やってみたいと思えば引き受ける。やってみれば自分の特性も分かるし、向いていなかったとしてもその経験はきっとあとから活きてくる。
③返信は迅速に。遅くても24時間以内。
これは個人的にメッセージが溜まるのが嫌いっていうのもあるけど、仕事のチャットやメールはなるべく早く返す。見たら返す。というか、返さないと忘れる。
送った側もチャットやメールが返ってこないと作業が進まなかったり悶々としたりするだろうし、返信をこちらで止めることはやっぱり良いことではないと思う。
だから、分かることはすぐ返す。出先で対応できなくても「ごめん!今外だよ!でもメールは見たから!」の意味で軽く返信したり、スタンプ送ったりする。
ちなみにやり取りの回数は減らしたいので、日程調整の話があればこちらから都合のいい日をリストアップして送ったり簡単な作業(修正とか)は返信と一緒に送ったりする。
④アクションもスピーディーに!
仕事の依頼が来たら余程スケジュールがキツキツでない限り、すぐ取り掛かる。簡単な作業や修正依頼とかも、メッセージが来たらすぐ取り掛かる。そして送る。
アクションが速いとやっぱり喜んでもらえる。(クオリティは落とさないで)
速く対応すればバッファもできてスケジュールに余裕もできるので、速く対応できるに越したことはない。
③の返信の話と同じだけど、アクションはなるべく速く行う。
⑤期待しない。自信を持たない。
私は豆腐メンタルなのでフィードバックをもらうと凹む。(でも、フリーランスでフィードバック頂けるってかなり有難いこと。感謝すべき。でも、凹む。)
だから、納品しても「どうせダメ出しされるやろな」と自分で防衛の壁を立てておく。万が一ダメ出しが来てもやっぱりな、で済む。お褒めの言葉が来れば、最高に喜べる。
あと、個人的に自分に自信が無い時の方がいいものができる気がする。自信が無い分、本気で向き合おうとするし、かなり念入りに準備するからだと思う。自信が無い状態で「これだけやった!」と胸を張れるものを作るのがベスト。
クライアントさんからお褒めの言葉を頂くと最高に嬉しい。でもそこで舞い上がらない。
⑥潔く撤退する
②の決まりごとと反するけど、最近、限界を迎えたら潔く撤退することも覚えた。
撤退…それは、最後までやり抜く気合を持っていることを自己PRの武器としていた私としてはかなりしんどい決断だ。でも無理すぎると思ったらその時点で撤退する。
もちろん、これは取引先との相談が欠かせないし、もしかしたら仕事を失うかもしれない。でも、心身が限界を迎える(自分には到底向いていない)仕事は辞めるべきである。心身壊したらそれこそThe Endなわけだから。
⑦健康は資本。睡眠重視。
会社員の頃は無理して遅くまで飲み会に出て、翌朝は7時前には家を出て…というロングスリーパーの私には超絶過酷な毎日を過ごしていた。
フリーランスになってからは健康に気を使うようになった。フリーランスは身体、健康が資本だ。体調を崩してしまえば、もう使い物にならない。
フリーランスは基本1人で仕事を回すので、自分がダメになってしまったら…助けてくれる人なんてそう簡単には見つからない。
だから、喫煙は一切しないし、お酒も月に一回飲みに行けばいい方。家で飲むこともない。お酒を飲むと大抵翌日のパフォーマンスが下がる。
以前は睡眠時間を削ることも多かったが、最近は極力しない。睡眠時間は6〜8時間は確保するようにしている。(これ書いている時点で1時過ぎてるけど)睡眠時間が短いと、やっぱり頭が働かない。
⑧お礼の言葉はちょい多めに!
チャットでのやり取りが多いので、どうしてもやり取りが単調になってしまう。ので、相手に何かしてもらったらお礼の言葉を必ず添える。
「確認していただきありがとうございます!」とか「迅速なご返信ありがとうございます!」とか「的確なフィードバックありがとうございます!勉強になります!」とか。
個人的に「了解です!」だけより「ご連絡ありがとうございます!承知しました!」みたいに言ってもらえると嬉しかった経験もあるので、マネするようになった。
とりあえず8個あった
ザッと思いつく限り書いてみたけど、8個の決まりごとが出てきた。まだ何かあった気もするので思い出したら追記しようかな。
フリーランス2年目に向けて明日からも走り続けよう!
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