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中堅コンサルタント向けメッセージ|コーチを探せ
私は、新卒でコンサルティングファームに入社し、教育プログラムがしっかりしていることに甘えながら、自分にとってのチャレンジを重ね、転職もし、いわゆる外資系から国内系にも移った。もう中堅とは言えないのか?という時期にはまた外資系に移り、もうベテランを認めざるを得ない今がある。
自分自身の経験はもちろん、周囲の仲間と共に自分がやれることを深め、広げることを続けてきた中での見解をメッセージとしたい。
コーチとは
多くのコンサルティングファームには呼び方こそ違えど、自分が成長し、キャリアを重ねるためにサポートしてくれる先輩コンサルタントが公式にアサインされる。知っている範囲ではカウンセラーという呼称が一般的と思われるので、本投稿ではカウンセラーと称することにする。
このカウンセラーは、前述の通りカウンセリー(自身のこと)の成長とキャリア形成のサポートをすることに加え、多くのファームでは年次評価を取りまとめる役割も担っている。スタッフクラスにはマネージャークラスが、マネージャークラスにはパートナークラスがその役割を担っていることが多い。(カウンセラー/カウンセリーの関係については別途投稿予定)
一方、本稿にて語る『コーチ』だが、ファームが公式にアサインしてくれるカウンセラーとは異なり、組織の論理を超え、独立したあなた自身のことについて客観的に見た上で、あなたの考えの言語化をサポートしてくれる存在を指している。
私にとって最初のコーチとの出会い
私自身はマネージャーになりたての頃、自分の成長やキャリア形成について実質何も考えて居なかった。1つ1つのプロジェクト、クライアントに対して求められて居るものを如何に超えて行くのか?を考え日々悪戦苦闘していた。
しかし、人のこ゚縁というものはありがたいことで、私が意識していないことを言語化してサポートしてくれたクライアントが居たのだ。その方が私にくれた言葉が私のその後のマネジメントスタイルの基盤を作ったと思っている。
私が、関係者の皆さんにパートナーに引き上げて戴けたのは、このマネジメントスタイルが故だと思っているので、自分が中堅コンサルタントを卒業する過程において非常に重要な存在だと言ってもいい。
なぜ、コーチが必要なのか?
無我夢中で眼の前の仕事をすることで成長してきたフェーズを乗り越えた中堅コンサルタントである方とって当然のこととして、いつまで今の組織に居続けるのか?自分の専門性のベクトル調整をどのように行ったら良いのか?などについて考えるだろう。そんなあなたにとっては客観的に見てくれる存在が必要なのだ。
また、客観性の問題に留まらず、実はコンサルティングファームと言えど、少なくとも日本においては、マネージャーから先のキャリアを形成するには、ファームとしてのサポートは非常に限定的になる。言い換えると属人的なサポートが大勢を占めることになる。
そのため、自分がどの分野で活躍したいのか?そのためには何が必要なのか?それを獲得するにはどうしたら良いのか?について自分で組み立てていかなければならない。それをサポートしてくれるコーチを自分で見付けることが、自分の成長、キャリア形成において非常に重要になる。
あくまで私個人の見解ではあるが、コーチについて詳しく書いていきたい。
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