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『宇宙の螺旋と引力』

前回に引き続き、地球や太陽系の動きを銀河内から宇宙視点に広げ、より複雑であることを見ていきます。
さらに宇宙の話から外せない「引力」について、別の視点から考えてみようと思います。
(※今回も画像、動画は検索からお借りしています)

※以下2021.3.7(旧)M研究所レポート 第11回
 『太陽系と宇宙の位置関係』(より大幅加筆・修正)



【 螺旋の安定性 】

前回は地球のように円回転(公転)するものが移動していけば「螺旋」となり、太陽系全体が銀河内を螺旋の動きで移動している、という話でした。

その場回転の部分が移動すると「螺旋」になる

前回の参考動画では太陽と太陽系惑星全体が美しい二重螺旋の軌道で、数億年かけて銀河を廻る様子が描かれていました。

(前回の参考動画:YouTubeより)
「螺旋モデル - 私たちの 銀河 は渦です」(5:55)

ここまで螺旋、螺旋、と何度も書いてきましたが、物理的に見て螺旋を描きながら進むことのメリットは大きいです。

例えば、回転せず直線的に動いている物は、ちょっとした衝撃で軌道が「へ」の字に曲がってしまいます。

太陽系には太陽という大きな恒星と8つの惑星、5つの準惑星、衛星、その他多くの小天体などがあり、それら全体が互いに影響しながら回転していると回転軸の保存性が上がり、多少のズレは元に戻そうとする力が働くため軌道が安定します。
また、回転すれば独楽コマが小石を弾くように身を守り、螺旋の動きは障害物を回避しやすくもなります。



【 視点による軌道の複雑化 】

太陽系の動きを見る場合、「視点をどこに置くか」で変わることを前回も書きましたが、前回よりもさらに外からの視点にすればもっと複雑化します。

●太陽系は太陽の螺旋移動を軸に、天の川銀河の中をゆっくりと二重に螺旋移動をしている(前回までの話)

それ以外にも
●天の川銀河自身が属する局所銀河群の中でゆっくりと螺旋移動をしている

●局所銀河群や銀河団超銀河団の中をとてもゆっくりと螺旋移動している

●超銀河団は宇宙の中を、超ゆっくりと螺旋移動している

●もしかしたら宇宙自体もねじれながら回転しているのではないか?

といったことも考えられますから、視点を外にするほどに螺旋を重ねたようになり、太陽系の動きも複雑さが増してゆきます。

宇宙全体のうねりは、ねじりパンの「∞∞∞」の両端を繋いだような感じかもしれませんね(笑)

ねじりパンの両端を円形に繋ぐと無限変化の渦になる



【 万有引力 】

さてここから、もう少し細かな話に入ります。
星の動きを説明するのに「引力」の話は外せません。

今の物理学で「万有引力」とは「2つの物体の間には、物体の質量に比例し、2物体間の距離の2乗に反比例する引力が作用する」とされ、近いほど強く、離れれば弱くなります。

(参考動画:YouTubeより)
「太陽系のすべてが重心を周回します(重心が太陽の中心にあることはめったにありません!)」(0:56)

この動画は数式を元に太陽系全体の質量バランスから重心を割り出し、主に太陽と木星で引力の綱引きをしている様子を表しています。

動画の解説コメントに「太陽は太陽系の質量の99.8%を占め、木星には残りのほとんどが含まれます。土星は遠く2番目(影響弱)」とあるように、太陽は自重のわずか0.2%しかない木星に対してバランスを取るため、重心からずれて周ります。
どんなに大きくても太陽も影響を受けるのです。



【 万有引力の法則はおかしい? 】

引力を参考として身近な星である地球と月に見た場合、その2つの間に働く「引力」と月が離れようとする「遠心力」のバランスがぴったり取れているから距離が変わらないとされています。
(年間3~4cmくらい離れつつあるとも言われますが)

しかし、考えれば考えるほど引力という仕組みが怪しく思えてきます。

計算上、星の重さと移動速度が変わらなければ少しでも離れ始めればどんどん離れ続け、少しでも近づけば加速度的に近づき続けることになります。

螺旋運動を含めた軸の保存性のおかげで星々の軌道がいくらか安定しているとしても、数式から得られるような絶妙なバランス関係を何十億年も保てるものなのでしょうか?


例えば、ピンポイントに太陽と地球と月だけで考えてみても

月の重さは地球の約1/80。大きさで約1/4。
太陽は遠いため、小さな月が地球に与える引力の大きさは太陽の約2倍。

太陽より大きな引力を持つ月の位置が変われば、地球の太陽に対する引力に影響を与えそうなものですが、、、

太陽と地球と月だけで見ても、位置関係によって引力の合成値は変わる



【 銀河内の影響ある質量 】

別の視点からも違和感を考えてみましょう。

この天の川銀河は腕もたくさんあり、密度もバラバラです。

銀河では中央のバルジ以外にも、腕や大きな質量を持つ星があり、それぞれ引力に大きな影響を与えるはずですが、どうやって太陽系は銀河内を安定周回しているのでしょうか。

太陽系はどうやって銀河を安定周回しているのだろうか?

もしバルジだけ・・が極端に重いとするならば、中央に近い星ほど移動速度は遅いため遠心力は低く、バルジ近くの星は引き寄せられてしまうはずです。


また太陽の質量は地球の約33万倍とされています。
それはそのまま太陽は地球の33万倍の引力を受けるという意味になります。

銀河のどこから引力を受けるにしても、太陽だけ数十万倍強いはずですが、太陽系全体のバランスは崩れません。

計算上、一旦バランスが崩れれば、多くは「離散」か「衝突」するはずですが、なぜかこの太陽系も銀河も、長期的に安定しているようです。



【 引力は「思い」の顕れ 】

今の僕には、万有引力の法則には無理があるように思えます。

そして非科学的と笑われても、僕は重力や引力という「引き合う力」の元は「思い=意」ではないかと信じています。

その根底には
「星」は人智の及ばない「大いなる思考を持った生命体」であり、学びのための「大きな身体」としてこの宇宙に物質化している。
全ての物質は「意」の物理的顕れであり、見えない世界で繋がっている。
という考えがあります。


星という生命体が互いに望めば、安定に向けた力が表れ位置関係が決まるということです。

互いに強く「意」を向ければ、遠く離れていても強く「引力」(位置固定力)が働きます。
逆に関与しないと思えばお互いの位置に影響を与えない
、ということです。

星の引力とは異次元の手を繋ぐようなもの(=1414・調和)

この法則は星同士だけではなく、もっと小さな世界でも同じです。

雨や砂粒、もっと小さく分子や原子も、物質は全て意の顕れです。
それらが安定化を求めて、大きな存在である星に「共に在りたい」と願えば、星が手を差し伸べ引き寄せます。

星はとても大きく、何十億年もの寿命を持つ生命体です。
僕たちのような動植物を数え切れないほど同時に支え、育み続ける大きな愛に満ちた想像を絶する生命体です。
そこから来る、大きすぎて、数式化したり、定数化できるほど安定した力を僕たちは「重力」と呼んでいるのかもしれません。


【大日月地神示 後巻】「三十七」
より
『これからのことであるぞ。人は意の向け方学びて、あらゆるもの生み出せることを理解深めて参るのじゃ。身体も変わるぞ。心のままにいかようにでも変われるのじゃ。』


全ては意の向け方次第。
そして、いつか地球と「思い」が通じる身魂となれば、空も飛べるようになるかもしれませんね(笑)



【 2度と無い奇蹟 】

例えば、太陽系が今まで何十億年も安定して集合体であるのも、太陽を中心とした家族だからなのかもしれません。
「天の川銀河」国の「オリオン腕」地方の田舎町の、いち家族「太陽系」なのです(笑)

さらに深読みすれば、僕たちと同じように、チーム(守護靈、指導靈、近親靈、己)として共に在り、共に学んでいるのかもしれませんね。
なにせ全ては相似象(フラクタル)ですから。

銀河内を太陽系がぶつからずに移動できるのも、銀河内の道路をお互いによけながら進んでいるのかもしれません。

もしもこの太陽系に必要なお呼びがかかれば、いつか他の地域へ出張することがあるかもしれません。
銀河の都会暮らしを始めちゃうかもしれませんね(笑)

宇宙には無数の銀河・星があり、常に移動し続けている


よく言われる「太陽系は2億6千万年で一周して同じ位置に戻る」というのは計算上のことであり、天の川銀河を一周する頃には、宇宙内で多くの天体の座標も違うものとなっていることでしょう。

僕たちから見れば永遠と思えるような時間を掛けて「無限変化」し続ける宇宙ですが、2度と同じ配置になることはありません。

前回も書きましたが、いつでも「今この一瞬は2度と無い奇跡」なのです。


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