第44回『 ツインレイの嘘ホント 』
今回は「ツインレイ」について、前回同様に自分チームといった視点を含め考察していきます。
人によっては腹立たしい内容だと思いますが、これも十人十色、百人百色の視点の一つ、もし良ければお付き合いください。
(※画像はフリー素材などからお借りし、加工しています)
【 「ツインレイ」って何? 】
スピリチュアル界では有名らしい「ツインレイ」ですが、正直なところ僕はあまり詳しくありません。
「 Twin(ツイン:良く似た、対の一方の)の靈」?
「対の靈」?
「音」はエネルギー、仕組み、波動の顕れだし、「靈的な片割れ」っていう国際的な言葉遊び、駄洒落かもね~(笑)
、、、くらいです。
なので、いくつか解説しているウェブサイトを見せて頂きました!
で、ぐるぐると周ってみたのですが、サイトごとに解釈が違ったり、「靈の仕組み」についても僕とは認識が違うようで、今のところ納得できる答えには出会えてません。
そして「あなたの意中の人は、もしかしたらツインレイかも?」と故意に思わせる文章と、「それを確かめたり出会うため、〇〇で占ってね」的な感じの広告が多くて辟易しました。
てなわけで僕の印象では、、、 ツインレイ情報は、あやしい!(笑)
でも、言葉や表現が違えば納得できそうな部分もあったりと、もしかすると最初は違うイメージだったのかな~とも思ってます。
宗教と同じように、お金儲けや人儲け(人気取り)が絡み、より気を引く解釈へと歪んでいったのかもしれませんね。
とりあえず、一般的なネット情報を並べてみます。
【 一般的なツインレイの解説より 】
◆◆◆ ツインレイとは ◆◆◆
(前世では1つの)魂が、特別な使命と試練のために、現世に転生する際に2つに分かれた、その片割れのこと。
多くの場合、男女に分かれて生まれる。
その相方と再び巡り合い、統合することが使命であり、「この世に存在するたった1人の運命の相手」とも言われる。
◆◆◆ ツインレイの特徴 ・ 出会うために ◆◆◆
時が来たらお互いを探し求め、自然に出会い、その瞬間から、磁石のSとNが引き合うように魂レベルで強烈に惹かれ合う。
初対面なのに、どこか懐かしい気がする。
相手のことでも自分のように感じ、ありのままの自分でいられる。
沈黙が苦にならない。
お互いにエネルギーを共有し影響し合うため、一緒にいるだけで安心、元気になれる。
誕生日や星座、干支などが同じ、もしくは近い場合が多く、誕生日が「1ヶ月以内」または「逆に半年違い」の場合も、ツインレイの可能性が高い。
靈力を上げるため月の光を浴びると、出会う可能性が高くなる。
◆◆◆ ツインレイとの統合でどうなる? ◆◆◆
分かれた魂の、それぞれの経験や乗り越えてきた試練が統合され、良い影響を与え合う。
お互いが不思議な繋がりを感じ、不思議な一体感を味わい、これ以上の喜びはないと感じる。
〔 他にもたくさんあるらしい! 〕
ツインレイ(← 上で解説)
2つに分かれた魂?
(男女の対で、この世でたった1人の運命の相手?)
ツインフレーム
同じ使命を持って生まれた魂?
(男女7人?)
ツインソウル
前世を共に過ごしてきた魂で波長が似ている?
成長のため、1つの魂が複数に分かれて生まれる?
(双子~男女12人?・現世では魂を鍛えるために、反発し合う存在にもなる?恋愛対象ではない?)
ソウルメイト
前世から何度も一緒に生まれ関わってきた魂?
生まれる前から出会う約束をしている、魂の仲間?
(男女複数存在・この世に12人程度?)
ツインメイト
生きる目的が同じ魂?
(男女144人?…多いなぁ)
海外情報が元とはいえ、1ダース、1グロス、、、
いやもう・・・どこまでホントですか? って感じですねぇ。
【 ホントはどうなの? 】
さて、突っ込みどころ満載ですが、今までに教わってきたこと、僕チームから現在進行形で教わっている情報も合わせ、考えていきます。
まぁこうやって否定する記事も少ないだろうし、異次元の仕組みも証明できるわけでもないし、「???」とか「ふ~ん、、、」くらいに読んでもらえればありがたいです。
〔 ツインレイは「分靈」? 〕
僕の認識では、魂が二つに分かれることはありません。
魂は、過去生を含めたありとあらゆる記憶を保存する情報エネルギー体であり、安易に分かれたりくっ付くようなものではないのです。
必要に応じて「分靈」という形で靈体(=魂の情報を映し、異次元で活動するために借りる異次元の器・体)が分かれる場合がありますが、基本的に分靈同士は出会わないので、ツインレイではありません。
なぜ出会わないのかにも理由があります。
「分靈」とは、多くを学び吸収できるようになった御魂、つまり『一度の人生で同じ80年使うなら、複数の人生を同時に経験するくらいでないと、もったいない』といった上級者向けの仕組みです。
当然、誰にでも許されるわけではありません。
そんな御魂だから、別の国、別の立場といった「まるで違う人生」をそれぞれ楽しめるし、生きている内に無理に出会うより、「なるべく違う経験を増やすために死ぬまで出会わない方が良い」ことも理解できています。
死後それぞれに人生を省みて、情報を統合した方が学びが多いですし、僕たちは「情報を増やし質を上げる = 宇宙の成長」のために存在しているので、「使命」と銘打って効率を下げることはありません。
ちなみにドッペルゲンガーも分靈だとすれば、「出会うと死ぬ」は間違った解釈で、「出会う頃には、死期を迎えている」なのかもしれませんね。
〔 出会いを求め靈感を上げるなら 〕
靈感を上げるために月光浴、、、これはアリだと思います。
他にも色んな方法があるし、自分に合うものを探したり、「己は肉体ではなく靈」という理解を深めるのも良いかもしれません。
だって、靈感(靈としての感覚)ですからね。
そして「運命の人」「人生の伴侶に適した人」に出会いたいなら、自分チームにお願いしてみるのはどうでしょうか?
チームは一緒に幸せを味わえるよう、いつでもやる気満々なので、ここぞとばかりに頑張ってくれますから。
〔 心の隙間を突くビジネス 〕
干支や誕生日が近い、もしくは反対、、、これ適当すぎでしょ!(笑)
「意中の人は当たりかも?」と範囲を広げるテクニックですよね。
「男女に分かれで生まれる」
「誰にでも生まれながらに最高の相手がいる」
なども言葉巧みな誘導です。
結局「今、独りでさみしい人、運命の赤い糸をたぐり寄せませんか?」と、心の隙間を突くビジネスが裏に潜んでいるのです。
もし本当に、相方と再び巡り合い、統合することが「使命」ならば、
「分かり合える仲間がたくさんいて毎日が幸せ~」という人にも
「使命として、ツインレイ1人に絞り込みなさい!」と言えるでしょうか。
ちなみに、お金の絡んだ嘘を「詐欺」と言います。
もしも嘘の情報を使っての商売なら「心の隙間を狙った詐欺」であり、乗っかっていれば犯罪なのです。
まぁ、騙す方も騙される方も同じ舞台の役者、双方に必要な学びです。
、、、という僕が嘘つきかもしれませんから、騙されないように!(笑)
【 自分チームと見れば万事解決 】
ここまでの情報から、ツインレイを「自分チーム」といった視点で見ていくと、色んなことが丸く収まるかもしれません。
もしも、「魂が分かれる」ではなく『過去1つの肉体人として共に過ごした靈的な仲間が、今生別々に生まれ、肉体人として出会う』という解説なら個人的には納得できます。
双方の魂には「過去生での本人としての情報」が刻まれているのだから、魂が分かれたようにも思えるでしょう。
そして、靈も人も、生死を問わず性格は変わりませんし、チームは性格も似てくるので、一緒にいても苦にならない、安心できるのも当然です。
〔 自分チームについて再確認 〕
「自分チーム」とは仲の良い存在(近親靈)が集まり共に学び合う、一つのグループ(靈団)です。
近親靈は、生まれ変わり死に変わり「肉体人」と「サポート役」のどちらも経験します。
そこで喩えとして、仲良しが集まり、一つのクラス(学校でいう組)になっているとイメージしてみてください。
もちろん他にもクラスがあり、まとまって学年、学校となります。
科目ごとの先生が指導靈、クラスの責任者(担任)が守護靈です。
(※守護靈にも段階があり、多くのクラスを持っている場合もある)
この世と同じで、クラス(学級)の人数や分け方も違うし、学校の教育方針も指導レベルもそれぞれです。
さて、クラスからは入れ替わりで何人かが肉体担当となり、その思考選択の手助けのために、それぞれ「サポート班」ができます。
一つの生で見れば、この「サポート班」が自分チームになります。
前回でいう思考を共有している「生まれ変わり本人」とは、この「班」に相当する方々です。
また、クラス内には複数の班をサポートする近親靈や、みんなを見て学ぶ者もいます。
時には「クラス内で班替え」もあります。
なので、一つの生だけではなく複数の生で見ると、クラスのみんなで支えあっていて、大きな意味では「自分チームとはクラス全体」となります。
学年や学校のみんなを「仲間」と捉える場合もあるでしょう。
ちなみに、第41回『 靈的な「自分チーム」って? 』 に書いた
『(近親靈が)思考選択の方向性が大きく違ってくると、共に過ごすことに喜びを感じられず、チームから離れる場合もあります』
というのは、転校するような感じで、ちょっと寂しくもありますね。
〔 仲の良さは反映される 〕
チーム内でも「仲の良さ」は均一ではなく、その関係性は(思考は変わらないので)肉体人となっても反映されます。
すごく仲が良ければ、この世では「ツインレイ」のように惹かれ合うし、生まれるタイミングが合わなければ、靈世界でサポート役としてでも「一緒に居たいな」って思うのでしょう。
チームは多くの場合、恋人や夫婦、親子、兄弟姉妹、近所の仲良しといった近い関係となりますが、心の距離感はそれぞれ違ってきます。
また、別のクラスや別の学年からも、さらに違う学校からも、色んな人が生まれて来るので、みんなが仲良いとは限りません。
町内の人、仕事で会う人、けんか友達、仲の悪い人、すれ違うだけの人、出会うことすらない人、どの役にもちゃんと意味があるのですね。
こう見れば「ツインレイも、ソウル〇〇やツイン〇〇なども、靈世界での関係を映したもの」であり、おおよそ納得できるのではないでしょうか。
この世はすべて視点次第。
だからこそ面白いのかもしれません。
・・・・
この記事もなるべく嘘のないよう、チームに確認しながら書いていますが、明日は我が身、サニワし続けないとですね~。
また、必要な人に届けばいいなと願っていますが、商売にしてる人も、そこに群がる人も、何を信じるかは自由です。
これを読んでくださる皆様も、鵜呑みにしないよう、話半分にお付き合いください (^_-)-☆
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