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第49回『「メグル思考」を表現する 』~畳語と記号に込める想い~

前回は「僕たちの思考はあらゆる所をメグル」といった話でしたが、今回は「それらをどう表現するか」などを考えていきます。
また、神示にも関わる話になりますが解釈は人それぞれ。
十人十色、百人百色の一つとして、参考程度にお付き合いください。
(※画像はフリー素材などからお借りし、加工しています)



【 メグル思考を表す形「畳語」】

『メグル思考といった複雑な仕組みをシンプルに表すとしたら、どんな風にイメージしますか?』

そう問われたなら、きっと答えは「人それぞれ」なのでしょう。

そんな中僕が、あえて個人的に「これはどう?」と挙げるとしたら、大日月地神示に出てくる「うれしうれし」といった「繰り返しの言葉=畳語じょうご」があります。


「畳語」というと耳慣れませんが、「人々、国々、時々、返す返す」など重ね言葉として身近であり、「騒々しい」とか、幼児言葉の「おめめ」なども含まれます。

「うれしうれし」もですが、日本語は深くて面白いですね~ (^^♪



〔 初めて出会った不思議な言葉 〕

うれしうれしたのしたのしかわるかわるありがたいありがたい

こんな表現、僕は神人さん以外で目にすることはありません。
初めて大日月地神示を読んだ時も「これ何? どういうこと???」と頭が混乱したことを覚えています (-_-;)


神示はあちこちに「意味不明な言葉」が散りばめられた不思議な書です。

そして「これ何?」と思いながら読み続けていると、日常のふとしたことにヒントがあったり、そこで「答え」と思ったものも、経験と共に変わっていきます。


うれしうれし」も、変化を感じ続けた一つです。

最初は『うれしい』 の循環(=円)のイメージに始まり、
お互いに頭を下げ感謝し、縁でつながる形「○○=無限」になり、
今は「いくつもの記号と関連するもの」として心に納まっています。


って、意味が分かりませんよね(笑)
なので、僕なりの捉え方を、図も交えて少しずつ、、、
(※神人さんや靈団の意図とは違うかもしれませんけど)



〔 『うれしい』の円 〕

「うれしい」を、目で見て口に出し耳で聞く、、、と何度も繰り返す内に

『うれしい』は、思考の出所「魂」に刻まれ、己をメグリます。
『うれしい』は、自分チームにも共有され、思考となりメグリます。

負の感情が少しずつ浄化され、喜びのエネルギーとつながりやすくなり、個々それぞれを満たしていくかのように「○」となって廻ります。


「誰かの喜び」を意識し願うならば、まずは「自愛」が大事!

己が満たされない内は、他に対しての言動に「自己主張や自己満足」が混ざりやすく、押し付けも多くなります。

だから、自分で自分を、ほめてほめて褒めまくる!
日課にしても良いくらいです (^_-)-☆



〔 無限「∞」に循環する 〕

己が満たされ喜びが溢れるくらいになると、余裕ができて自然と外に目が向き、「誰かのために」となっていきます。

「やってあげたのだから、感謝してほしい」ではなく、ふとした笑顔に、何気ない言葉に、それまで気づかなかった幸せを感じるようにもなります。


押し付けのない「本物の他愛」であれば、次第に相手にも映り、双方の「○」は縁を結び「○+○=∞(無限)」となってメグリます。


また、他愛に意識が向き始めると「自愛に求める満足レベル」も上がり、相互に高め合うようになります。

これも「∞の循環」ですね。



〔 「○○」は『◎』に 〕

「メグル仕組み」は畳語だけでなく、「記号」にもなります。

無限の記号「∞=○○」を半分に折って、左右の「○」を重ねれば「◎」にも見えてきます。

その2つの円、つまり「誰かと誰か」の間で思考がメグル。
畳語を、さらに小さく折り畳んだ形」となるのです。


こんな風に、平面の記号も立体として考え始めると、ますます意味が増えていきます。

「∞」はエネルギーが左右の輪をぐるぐる廻る形ですが、「◎」は同じ方向で協調し合い、「相手がうれしいと自分もうれしい」といった風に、循環を促します。

さらにトーラス体として、立体的にも循環します。

まるで電磁コイルみたい

ちなみに、この「◎」は異次元の構造なので、『どちらが外側?上?』などと考える必要はありません。

(参考)四次元超立方体のモデル Wiki より



〔 複数の「○○○」は『◎・』に 〕

循環の「○」はさらに「○○○」と、幾つでも増やすことができます。

(※図形としては、三重丸、四重丸、、、となりますが視認性が悪く、細かく分ける必要も無いので、◎より内は小さく「・」で省略)


つまり、つながった複数の「○」は「◎に・」という形になります。

これは宇宙記号の「生命」であり、そして「王」という字のように三界「神・靈・人」を思考でつなぐ「かみひと」でもあります。




【 「うるうるう」という言祝ことほぎ 】

大日月地神示には、他にも「うるうるう」といった表現がありますが、これについても畳語(循環)という視点から考えてみます。



〔 「うるう」と「うるうるう」 〕

似た言葉「うるう」については、神示にもヒントが書かれていますね。


大日月地神示【前巻】「そ」の巻 より

『うれしうれしうれしうれしうれしうれしうれしうれしうれしうれしうれしうれし。十二の御魂、裏合わせ二十四あるのじゃぞ。みな一つとなりて、うるうであるぞ。』


つまり「うるう」とは、『多くの御魂=靈団の「うれし」意識だとか、祈りといった多くを込めた、縮語 』だとも取れます。
(※煩雑になるため、十二、二十四については省きます)


己のうれし、誰かのうれし、みんなのうれし。

どんな「うれし」を意識するかで、「うるう」は力を持ち、祝文じゅもんとなります。


さらに縮まって「うるう+うるう」=「うるうるう」となれば、回文となった「うるう」の波が、寄せては返すように行ったり来たり。

そしてみんなの「うれし」が立体的にめぐり続ける、、、

そうイメージを込めて音靈に、言靈にすれば、『言祝ことほぎ/寿ことほぎ=寿文じゅもん』ともなります。


一人ひとりが喜びに満たされ、分かち合い、助け合い、導き合う。

そんな世界を極楽浄土と呼ぶのか、神世と言うのか知りませんが、未来の地球はきっとそうなるのでしょう。



〔 メグル思考、「あ」の巻 〕

畳語といった小さな気付きでも、意識すれば神示との付き合い方は変わっていきます。


たとえば、「あ」の巻には多くの喜びの言葉が書かれていますが、それぞれが12のようでも「……。」と続く、「うるう」と同じ無限の言靈です。

和となり、輪となり、環となり、裏の裏まで立体的につながっていきます。


たとえ今、場所や心がどんなに離れている相手であっても、廻り巡って想いは伝わってゆく、、、 これも秘文ひふみですね。


たまには「誰と誰との間に、どんな想いが廻るか」などと、色々と意識しながら、じっくり時間をかけて読むのも面白いと思います。


また、神示にある多くの「唄」もそうですが、神人さんのライブでの『光』のように、自分チームや縁ある皆さまと、合唱や輪唱のように響くのもいいなぁ~なんて個人的に思ってます。

「ヤンヤーエーヨーオー(ヤンヤーエーヨーオー)、、、」
(※わからない方、ごめんなさい m(_ _)m)


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今回はここまでです。

次回は「思考」の視点から、「生命」について考えていく予定です。
よければまたお付き合いください(*^_^*)


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