見出し画像

カロッサの「ルーマニア日記」前半部分の時代背景と現代のAIを、南河内郡太子町で、無理やり結び付ける。

20250103 幻のノーベル賞作家カロッサの「ルーマニア日記」は第一次世界大戦の圧倒的な現地ルポルタージュ

カロッサの本書前半部分で、大戦中の北仏からドイツを通ってスラブ圏に入り、ルーマニア奥深くへ入って行く独軍列車の車窓からは、まだ激戦は見えないのですが、独軍が侵入して行った先々で、現地の人々との接触の場面が続き、ドイツ人と戦力を持たないルーマニア住民との対話の場面のルポは興味深かったです。一方で支配しようとする権力側の強者と、他方で、支配を受け入れざるを得ない普通の人々の日常の間の一時的に静かな、しかし、不条理な日常の中の非日常的な対話。
今の日本でも、放っておけば大きな権力構造に飲み込まれそうな自分も含めた普通の人々。しかし、グローバルなよく判らない有利な立場にいる人々との暗闘は始まっている様に思われます。
AIはどちらの立場を取るのか、判らないなあ、と思いました。

https://youtu.be/YxNtIa0bVw0

いいなと思ったら応援しよう!