【季語:春待つ】お守りをしまう母の手春を待つ
今年初めての久しぶりすぎる投句となります。
二月ももう半ばにさしかかり、どんな季語があるのかなぁと見ていると、いまの気持ちにぴったりの季語が見つかりました。
季語 春待つ
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お守りをしまう母の手春を待つ
春待つや斎宮の無人駅
ゆっきー
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一句目は闘病中の母への気持ち、二句目は故郷への気持ちを込めて詠んでみました。
仕事やいろいろな考えごとがあると、日々の生活に余裕がなくなり、余白の時間をつくれずに過ごしてしまいがちになっていました。
先週から実家の母の手術のサポートで、一週間仕事もお休みして地元の三重に滞在。
気を休められる帰郷ではありませんが、30年以上ぶりに親子の会話をしたことで、両親も私も弟も安心してゆったりと時間を過ごすことができたと思います。
家族の絆。
これからは少しでも寄り添って、長くて短い人生の家族の時間を豊かに生きてゆきたいと心から感じた日々でした。
地元の明和町では、先日いたましい交通事故がありました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
そんな中、たまたま役場に足を運ぶ時があり、思いつきで、そこでずっと働いている小学校の同級生を呼び出し、20年ぶりにいろいろ話をすることが出来ました。お互いに大人になり、町を支えて活躍している姿に心が揺さぶられる思いでした。
改めて、生まれ育った故郷はかけがえのないものなんだと思った次第です。
考えてみれば、こういう機会も意識して作れるもんではないし。
これもお母さんに感謝しかないです。
だらだらと散文失礼いたしました。
ほんと、久しぶりの俳句幼稚園登園となり申し訳ございません。
やっぱり下手くそでも俳句を推敲していると心が整うものですね~。
ありがとうございました😊
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