colonoscopy / 大腸内視鏡検査
昨日、大腸内視鏡検査を受けてきました。
ちょうど一年前の猛暑が続いていた 8 月のある日、コロナ陽性となり39 度近くの熱が出た翌日にまだ高熱が続いていた中で、幾度と度重なるのたうち回るほどの腹痛を繰り返した挙句にとうとう血便が出て、深夜に救急外来に飛び込み、即入院となりました。そのときに患った大腸炎のその後の様子見と、30代でポリープ切除していることから定期的な検査をすすめられているので、それも兼ねて受けてきました。
大腸内視鏡検査はすでに 4 回目くらいなので検査自体には慣れていますが、何より辛いのは前日の食事、検査食のカロリーの少なさかもしれません。
もともと脂肪が少ない身体なので、普段から食事の時間がいつもより遅れたり、激しい運動をして多くのカロリーを消費したときなどに、すぐにエネルギー切れになって空腹と栄養不足で倒れそうになります。そのときに頭の中に思い浮かぶのが、バッテリーの残りひとつが点滅している状態です。
普段からそんなからだなのに、1日で800kcal程度しか取得することできない検査食っていったい .. ?検査のために仕方がないことかもしれませんが、皆さん、とくに男性はこれで足りるのでしょうか??
看護師さんに、「これだけではぜんぜん足りないので他に何か食べてもいいですか?」と聞くと、「素うどんかおかゆだけよ!間食もダメ!」という厳しいお言葉を胸に身体と頭がクラクラしながらも何とか空腹に耐え抜きました。エネルギー消費を抑えるためになるべく身体を動かさず、とは言っても頭を働かせばそれも空腹につながるし、空腹を水分でまぎらわせました。
検査中には先生と自分の大腸の内部を観察しながらあれこれと、ここに見える残っているカスは何だろう?色からしてキウイ?そんな訳ないか、ひょっとして検査食になぜか入っていたお菓子のビスコ?とか、以前患った他の病気の話や、はたまたわたしの造形作品の仕事に関してや、先生の夜勤明けの話まであれこれと楽しくお話ししながらも、先生は大腸の内部を事細かにしっかりと見てくださいながらもわたしのその話し相手と、となりに一緒に見ていた後輩先生の指導と、すべてを同時にしてくださいました。
そして、まるで教科書のように綺麗な大腸だなぁという素敵な感想までいただいて、無事にポリープ切除も無く事なきを終えました。
前置きはこのくらいにして、
大腸内視鏡検査って英語で何て言うんだろう?
large intestine examination かな? microscope は顕微鏡だし内視鏡は何だろうと思って Google 先生に尋ねたところ colonoscopy とのことでした。
その colon という単語を見て、大腸は intestine 以外にも colon という単語も存在したことを思い出しました。
intestine は、小腸をあらわす small intestine と、large intestine のどちらも含まれた言葉であることに対し、colon は大腸のみを指すようです(結腸)。
また、intestine はより一般的に使われ、colon は辞書にも解剖学と書かれていることもあるように専門的な用語で、医師たちの間で交わされる言葉や、病気や、今回の検査用語などに関しては colon がより多く使われるようです。
ところで colonoscopy という言葉は、Oxford Advanced Learner's Dictionary には掲載されていませんでしたが、Oxford English Dictionary には掲載されていました。参考までに、大腸内視鏡は colonoscope でした。