踊る大捜査線を懐かしむ
踊る大捜査線の新作映画が公開されるとのことで、現在TVerで配信中の初期ドラマを久しぶりに観た。
出てくる俳優陣のびっくりする若さに笑ってしまう。
すごいチョイ役で出てくる若き日の俳優さんたちにも楽しませてもらっている。
松重豊さん、田中哲司さん、宇梶剛士さん、篠原涼子さん、水川あさみさん、小池栄子さん、浅野和之さん、阿部サダヲさん。
ほとんどセリフが無かったり、フレームで顔を切られたり、しゃべっているのに後ろ姿だけだったり、今では考えられない扱いをされていたりしておもしろい。
ポケベルとかたまごっちとか、懐かしいアイテムが出てくるし、パソコンはブラウン管のディスプレイで、フロッピーディスク使ってるし、インターネット接続時のダイヤルアップのピポパの音も懐かしすぎる。
1997年のドラマだと言う。そうだ、そんな時代だった。
篠原ともえさんがご本人役で登場し、真下役のユースケ・サンタマリアさんと腕を組んでいるシーンで、古いカローラのCMを思い出したりする。
スリーアミーゴスの普段のバカバカしいやりとりに笑いながら、いざというときの部下を守るかっこいい一喝にしびれたりする。
亡くなったいかりや長介さんも懐かしい。
長さん、このドラマの劇場版でアカデミー賞の最優秀助演男優賞とったんだよな。
幼い頃にドリフのコントで見ていた長さんが、俳優として活躍して、その後、木村拓哉さんや竹野内豊さんなどイケメンの父親役を演じていたりして、不思議な気持ちになったっけ。
劇場版も順次テレビで放送されるらしいが、今の若いひとがこの時代のドラマをどう楽しむのか気になる。
でも、思い返すと自分も若い頃に再放送される古いドラマを観ていたけれど、ファッションの違いなどいろいろなカルチャーショックを受けたり、画面の汚さ(粗さ?)にびっくりしつつも、ストーリーがよかったり俳優陣の演技が素晴らしければ引き込まれたし、楽しめた。
まあ踊る大捜査線観てたら、今ならなんとかハラスメントと言われるようなことあるし、たばこ吸い放題だし(しかも歩きたばこ)小さい子にはちょっと説明が必要かもね。