いくつになってもからだには希望しかないことを伝えたい!
先日、久しぶりにいらしたお客さまから帰りにこう言われた。
「実は3月いっぱいで仕事を辞めることにしたので、4月からは平日にジャイロトニック®︎が受けられそうです」
え? お仕事、やめるんですか?
なにかあったんですか?
「疲れてしまって。もう十分、働いたからいいかなって」
わたしと同世代なので、定年までそう遠くない。なのに辞める決断をしたのはよほどのことなのではないのかしらと思ってしまう。
少なくともわたしは働きすぎたりヘトヘトなことはあっても『辞める』と思ったことはなかったので。
でも、彼女にとって、ここからが第二の人生。
←もしかしたら第三とか、第四かもしれないけど、どちらにしても健やかでしあわせな人生ならいいなー。
と思ったので、軽い気持ちでご提案してみました。
「ジャイロキネシス®︎ トレーナーになったらいいじゃないですか?
「えっ?」
そうなんです。
今、わたし、そんなご提案をしているのです。
以前にも書いたことがありますが。
昨年、わたしが指揮した『ジャイロキネシス®︎ ファウンデーションコース』(ジャイロキネシス®︎ トレーナーになるためのトレーニングコース)に定年退職後、61歳でコースに参加されたかたがいました。
前職は教員をされていたので『伝える』ことはとても上手でした。
とはいえ、年齢を重ねてから新しいことにチャレンジするのはどんな人にとっても簡単なことじゃないし、大丈夫かな?と思っていました。が、そんな心配はこれっぽっちも必要なく、わたしの老婆心なんてあっという間に宇宙の藻屑になりました。
ティーチングやハンズオンの練習など毎日、ひたすらジャイロキネシス®︎を通じてご自身のからだと向き合う。
歳を重ねて自分のからだがどんなふうになっているのか、忙しい日々の暮らしの中では考えることなんてないけど、コースの中ではとにかく常にからだのことばかり考える。
気がつけば、お客さまとして通っていたときにはできなかったことをあっさりできるようになったのです。
この写真は昨年の冬に撮ったもの。
現在、アプレンティストレーナーとして、お友達や仕事仲間にジャイロキネシス®︎を提供し、
ご自身の周りの人たちが健やかな日々を過ごせるように、と活動されています。
同時に「この先も自分の足でいつまでも歩いて生きていきたい」と、ご自身のトレーニングも楽しみながらご継続されてます。
年齢を重ねると、やっぱり健康ってありがたいなと思います。
わたしは健康のためにジャイロキネシス®︎をやってるわけじゃないけれど、ジャイロキネシス®︎をしてれば、心身ともに自分が心地よい生きかたができることはとてもしあわせなことだし、結果として健康につながっています。
美味しいものを食べたとき、大好きな友達に「アレ、すごく美味しかったから今度一緒に食べに行こうよ」の気持ちと同じように、自分の周りの大切な人たちに『健やかさ』をシェアできる。それがこの仕事の素晴らしさなのです。
「ジャイロキネシス®︎ってからだが柔らかくないとできないんでしょ?」
「ジャイロキネシス®︎ってダンサーさんがやるものなのでは?」
そんなふうにときどき言われるけど。
キッパリ言います。いいえ、違います。
ジャイロキネシス®︎をやれば、いくつになってもからだは柔らかくなるし、ダンサーさんにもいいけど、ダンサーさんじゃない人にとってもいいものなんです。
・・・なんて、お話を先ほどのお客さまにしたところ、こうおっしゃったのです。
「超前向きに考えます」
きゃー。
そう言っていただけたことがとてもうれしかったし、わたしがたくさんの人にシェアしたいことが伝わった気がしたのです。
『いくつになってもからだには希望しかない』
マジでそう思ってるから、オレ。