ホメオパシー的子育てについて

 私の周りにいる子どもたちの中で、いわゆるホメっ子という、胎児期からホメオパシーのお世話になっている子どもたちは、とても元気な子が多いです。
 単純に、体が健康で元気いっぱいというだけでなく、精神的にも強い傾向があるようで、少々のことではへこたれません。
 泣いたり怒ったり、子供らしい感情の動きは当然あるけれど、必要以上に感情をため込むこともないし、ある程度吐き出したらすっきりしているように見えます。
 まさに、見ている大人まで元気にしてくれる子どもたちです。

 とは言え、子どもが生まれてからホメオパシーを知ったという方も多く、今更言われても…と思われるかもしれませんが、生まれてからホメオパシーを取り入れたとしても十分間に合います。
 今回は、どんなときにホメオパシーを使ったらいいのかを子育てを例にあげつつ書いてみたいと思います。

 まず、ホメオパシー的子育てとは言え、レメディーをとれば全て解決するわけではなく、基本は普段の生活です。

①夜は寝る。
 当たり前ですが、なかなか難しいです。でも、子どもが十分な睡眠時間を確保するためには親の強い決意が必要です。頑張りましょう。
十分な睡眠時間が取れていれば、翌日の子どもの状態が変わってきます。
体が元気なので、運動が億劫でなくなります。脳にも余裕があるので、集中して物事に取り組めるようになるので、勉強など、学ぶことが楽しくなります。
 ただし、何らかの理由で、十分な睡眠時間を確保することが難しい場合、ホメオパシーのレメディーが役に立つこともあります。

②食事を整える。
 これも簡単なようで難しいのですが、日本人の多くにとって、「まごわ(は)やさしい」の食事が基本です。
 長い間、日本人の多くは農耕をし、主食としてたくさんお米を食べていました。腸内細菌の構成がすでにそのようになっていて、それはほんの少し生活が変わったとしても簡単に変化するものではありません。
 体に合ったものを食べていれば、消化にかかるエネルギーも最小限で済むので、その分余裕が生まれます。
 もちろん、食材がオーガニック等のものであればそれに越したことはないのですが、オーガニックだからといって体に合わないものやお菓子を大量に食べていいわけではないので注意が必要です。
 なお、アレルギーなどで食事制限がある場合には、ホメオパシーが助けになることも少なくありません。
 そのほか、不足する栄養素を大量のサプリ等で補ったり、極端な食事法で改善を図ったりする場合があります。必要な場合にそれらを取り入れることは否定しませんが、それが合っていなかったり、そもそも必要なかったりする場合には逆に体調を崩してしまうこともあるようです。
 実は、ホメオパシーには、その人の健康を底上げするために使う方法もあり、それが子育てにおいてもとても役に立つと考えています。

③苦手は苦手のままでよい
 私たち大人の多くは、苦手な物事を克服することが正しいこととして育ってきたと思います。
 でも、苦手なことに取り組むには、得意なことの何倍もの労力が必要になります。もしその労力を得意なことに振り向けることができたら、楽しみながら苦手の何倍もの成果が得られると思うのです。
 そうは言っても、苦手なものから逃げるのは良くないと思うのが親心です。
 そんな時は、お子さんではなくお父さんやお母さんが、ホメオパシーのレメディーなどを活用しながら考え方を緩めていくと、みんなが納得した答えを得られるようになるのではないかと思っています。

 ホメオパシーは、体の辛い症状に対して自己治癒力の触発するために使われることがほとんどですが、健康な体のエネルギー全体をさらに底上げすることや、精神面に作用して心の安定をサポートするために使われることもあります。
 
 気になった方、ぜひお声がけください〜。

 

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