FedExと駅のホームでの、極小事だけど、大きな進歩。
年金請求に必要な書類のコピーを取りに、FedEx officeへ行った。
運送屋さんなのだが、日本のキンコーズの様な業務もやっているらしい。
入ってすぐのところにコピー機があったのだが、何をどうしていいのやらさっぱりわからず、カウンターのおじちゃんに、
【I don't understand English at all, but I would like to get a copy, so please teach me.
英語はわかりませんがコピーを取りたいので、教えてください】
と翻訳を見せると、原本を出せと言う。
カウンターの上に、パスポートやら雇用保険やら諸々出すと、カウンターのおじちゃんは、奥のコピー機まで行き、ササッとやってくれた。
本来なら自分でクレジットカードで払い、自分で操作をしなければいけない。
「Thank you for your kindness. ご親切にありがとう」
と言うと
「you're welcome.どういたしまして」
と返ってきた。おお、通じたぞ、私の英語。
そして、ガタイのいい若めのおじちゃんは、私にレシートを渡しつつ、
「さよなら」
と言い、少しはにかんだ笑顔を見せた。
その帰りの地下鉄のホームでのこと。
電車を待っていると、トランクを引いた、旅行者と思しきおばちゃんが、
床を差しながら
「Uptown? Downtown?」
と聞いてきた。私に聞くなんて、何て度胸のあるおばちゃんなんだと思いながら、私は少々ドヤ顔で張り切って答える。
「Uptown。○○行き」
渡米10週間経って、ようやく街中で質問されて答えられた。
極小事だが、大きな進歩である。
そしてFedExのおじちゃんや、旅行者と思しきおばちゃんとの、通じる会話の何と楽しい事か!
もっともっと勉強し、進歩させて、New Yorkerとの会話を楽しみたい。
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