オバマケア　

Bryant Park（ブライアントパーク）を後にして、ドミトリーに預かってもらっていた荷物を引き取り、週明けから通う語学学校へ行った。
SEVIS費支払いを代行してもらったので、その手数料支払いのためだ。

今まで、散々メールや電話でやり取りしてきた日本人スタッフと、
始めてお目にかかった。
「わぁ～、YUKIEさんっ！！」
と、駆け寄ってくれた、とびきり明るく超フレンドリーな対応に、こちらまで明るい気分になれて、安心した。

ここで、学生保険加入をした。
無収入や低所得者、学生という身分で、無料で保険に入れる。
何故かというと、オバマさんのおかげなのだ。
〝オバマケア〟と言われている制度で、2010年にオバマ大統領が、アメリカ国民全員が医療保険を無料、またはリーズナブルな保険料で加入できるように、という決まりを作ってくれたようで、市民権や永住権がなくても、合法で滞在していれば、誰でも入れる保険なのだそうだ。

オバマさんは保険を作ってくれて、バイデンさんはグリーンカードの当選枠を、50,000から80,000に増やしてくれた。

私が渡米する2週間ほど前に、トランプさんが大統領に返り咲いて、少々ガッカリした。彼は、アメリカ人を守るために、海外移住者を排除する方向に動く人だからだ。
私は5年間の学生VISAを持っているので、何事もなければ5年間は合法的に滞在できる。けれど、トランプさんの一声で、学生VISAなど一瞬で効力を失う可能性も、なくはない。

今でもオバマケアが残ってくれていることは、
弱者である学生にとっては、この上なく有難い事である。

地下鉄車両内

凄い髪形だなぁ～と思って、盗撮してしまった。