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30年近く前の名作ドラマを観て思うこと

最近、TVerで1997年放送の【踊る大捜査線】を観ています。

映画【室井慎次 敗れざる者】の公開記念に、27年前の初回・第1話からTVerで観ることができます。

この映画に織田裕二は出てこないの?

地上波のテレビをめっきり観なくなって数年がたち、近年の連続ドラマは全っ然知らないのですが。
昔の名作ドラマを観るのはまた、逆に新鮮で、イイですね。このシリーズは好きでよく観ていたし、映画館にも行ってました。
今、いちにち1話ずつ観て楽しんでいます。

TVerも、最近まで興味なくて、オリンピックを観るために初めてアプリを入れたんだけど。便利でなかなか使えるじゃないか。

懐かしい。いかりや長介がいい味出してた。






①時代は変わったとつくづく感じる点

時は1997年。約27年前のドラマ。
私が高校を卒業して大学に行こうかという年ですよ。
そりゃキャストもみんな、若いわ。織田裕二の髪形も後ろが長くて変に古いし、女性陣のメイクもファッションも、みんなダセぇ(笑)。

中でもいちばん違和感があったのが、現代じゃ考えられない喫煙天国だった日本の風景。

警察官って、公務員よね?
青島刑事は、署内のデスクでも取り調べ中でも、パトカーの中でも、どこでも勤務時間内オールタイムズ・すぱすぱ。しかもマッチで着火。
至る所に灰皿があって、刑事が煙草をポイ捨てしちゃったりなんかして。
携帯灰皿すら、誰も持っていない。そんな時代があったね~。

この頃はひと箱200円台ぐらいだったのかな?

あとは、映っているパソコンもテレビも背中がでかくて古くて、あ~こんなんだったよな、と懐かしく感じたり。
刑事の呼び出しも、ポケベル。
だって、警察のデータ保存がフロッピーディスクの時代ですよ。
今の若い人、知ってる? 見たことある?

こんなやつね。

同じ頃に、MDもあったな。
私は大学時代の音楽鑑賞は、ほとんどMDだったわ。バイトで貯めたお金でMDコンポ買ったもん。
すぐに消え去ったから、これも知らない若者は多いだろうけど。




②今の若い世代がもはや知らないこと

フロッピーディスクのように、今の学生世代が知らないことと言えば。

ハイ、まず代表は、通話の受話器マークね。
受話器って何?ってなモンですよ。通話を表すマークが何故コレなの?って。
今や家に固定電話なんてないのが普通だもんね。子機も未知の物。ファックスさえ知らんでしょう。

受話器を見たことない子からすれば、確かになんじゃこらだわ。
今のスマホもこのマークだけど、由来まではわからんよね。

公衆電話だって、今の街中では探すのが難しい。

そろそろ、現金を知らない子どもたちも増えてくるだろう。
紙幣や硬貨を見たことない、という世代が。
今後キャッシュレスはますます広がるだろうから、子どもはおつかいで【お釣り】すら学べなくなってしまうのか?
中年の私でさえ、現金を使う機会なんて滅多にないもんね。

新札になって、どのくらい世に出回るのだろう。

これからは、小学校の算数の文章問題で
「500円を持って、120円のアイスを3本買いました。お釣りはいくらでしょう?」
みたいなのができなくなっちゃうってことよ。
だってリアルに想像しにくいんだから。買い物のレジでお金のやり取りなんて、やってるの見たことないんだから。
しかも、税込みか税別か、店内で食べるか持ち帰るか?で税率も変わってややこしいし、低学年で学ぶ算数としては複雑すぎるだろう。



③まとまらないまとめ

時代の移り変わりは、早い。
自分が年齢を重ねるほどに、とんでもなく早く感じる。
人は、あっという間に歳を取って、あっという間に死ぬんだろうな。

だけど、この時代の流れの速さの中でも、こうして時々【古き良き~】昔の名作ドラマや映画を観るのは、なかなかおもしろい。

「踊る大捜査線」を観たことがないという人は、この機会に一度観てみては?
ストーリーもよく作られていて、登場人物もみんな個性的で魅力的。深津絵里、かわいい。

最近の夕飯中の、私の楽しみのひとつになっています。
是非、お試しあれ~。



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