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「ときわ路パス」で茨城県へ。〜その2〜
前回のつづき。
勝田駅に着いた後、向かったのは湊線ホームの1番線。
ここ、ひたちなか海浜鉄道に来るのは2年ぶりのこと。
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今回乗車するのは、以前兵庫県の第三セクター三木鉄道を走っていた車両。廃線になった後、遠く茨城県の地に運ばれたミキ300-103は、第二の人生を送っている。
いつもなら湊線フリーきっぷを買うところだが、今日は県内有効のパスを持っているので、改札の係員に見せればOKなのだ。
まずは、終点の阿字ヶ浦まで一直線。駅前には、既にお役御免となった廃車のディーゼルカーが2両。
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少し前までは、錆びが進んで老朽化していたが、クラウドファンディングで蘇った。
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青いキハ222は、鉄道神社の御神体となっている。古レールの鳥居がいいねえ。
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ここから先、ひたち海浜公園まで延伸されることになったが、工事着手は遅れている。道路渋滞解消がもたらす恩恵は大きいはず。早く実現してほしいなと思う。
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海岸まで行ってみると、好天に誘われてか、家族連れが何組か浜辺に来ている。そんな光景を眺められるのは、気ままな鉄道旅の醍醐味だね。
晩冬or初春の海に満足したので、駅へと戻る。
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日中動いている2本のうちもう1両は、湊線オリジナルのキハ3710-01。
長〜い座席の片隅に揺られて、沿線の中心駅那珂湊まで。改札を出ると、海浜鉄道の吉田社長や地元応援団のみなさんが、観光パンフや割引券を下車客に配布している。
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駅前の歩道橋から、おさかな市場方面を臨む。ご覧のような大渋滞。これなら、駅から歩いた方が早いよねえ。
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さて、次の列車でこの駅を後にしましょうか。
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改札口を入ると、いました。駅ネコのミニさむ。
先住のオス黒ネコおさむの後にくっついて、どこからか現れたメスの子ネコ。まだ小さい体だったので、ミニさむと名付けられた。
東日本大震災での長期運休も経験して10数年。先輩ネコのおさむは、数年前に旅立った。ミニさむもおばあちゃんネコの域に入っていると思うが、毎日元気に過ごしている。
駅ネコとして、食事や寝床は駅員さんがお世話しているようだが、拘束されることなく自由気ままに生きている。なので、昼間に駅のホームで見かけることは滅多にないそうだ。
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今日は、出会えただけでラッキー。他のお客さんも、ミニさむを撫でたり、写真を撮ったり。
最初に乗ったミキで、勝田に戻る。時間はまだ少しあるので、常磐線の旅を続けるとしよう。
〜つづく〜