寅年、百草園へ。
毎年、この時期になると訪問するのが京王百草園。昨年は、自宅から徒歩でアクセスしてみた。
一日15,000歩以上を自らのノルマとしており、今回も長距離歩きたいが、同じルートではつまらない。ということで、京王永山駅から向かうことにしよう。
小田急永山駅併設の「箱根そば」で昼食後、多摩市内を北上。途中、遠景に富士山が見えた。
野猿街道から川崎街道へと左折する交差点。
地平を走る京王線と並走しつつ川崎街道を西へ進むと、百草園駅前を経て京王百草園入口に到着。
入園料300円のところ、京王パスポートカード提示で20%引きの240円也。
まずは、入口からも近いロウバイのエリアへ。
嗅覚、特に植物の香りには鈍感な自分でも分かるほど、今年のロウバイは芳香を放っている。
この季節、ロウバイと並んで百草園の主役を演じるニホンスイセン。例年に比べると、花の勢いがちょっと寂しいような気もする。人間と違って、もっと密になってもいいのにね。
京王百草園の中央で、茅葺き屋根が際立つ松連庵。
なかなか見事な和室だけれど、今は寒そう。
遠く筑波山も見通せる高台にある百草園。
早咲きの紅梅である八重寒紅(ヤエカンコウ)や未開紅(ミカイコウ)は、まだちらほらといった感じかな。
園内には、松尾芭蕉の句碑。
そして、若山牧水の歌碑も。
梅まつりのシーズンには賑わう百草園も、今は静かな装い。
帰りは、百草園駅から京王線電車の人となったのでありました。
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