「はくたか」からトキ鉄へ! 〜その2〜
前回の続き。
トンネル駅筒石から乗車した泊行きは、イベント利用にも対応した単行ディーゼルカー。
車内はボックスシートになっている。
沿線の主要駅にて北陸新幹線駅もある糸魚川で、20分少々停車。
その間に駅のコンビニで食料と燃料を調達してきた。早速、ぷしゅ。
昔からの難所である親不知付近。北陸自動車道の高架橋が海岸にど〜んと目立つ。
トキ鉄日本海ひすいラインの西端駅で、新潟県最西端駅でもある市振に下車。列車はこの先、富山県の三セク鉄道に乗り入れて泊まで向かっていく。
両社の境界駅だけれど、立派な?無人駅。
駅近くの跨線橋から富山方面を見る。
今通ってきた糸魚川方面は、すぐにトンネルがあってこんな感じ。
山と海に挟まれた平地には、古くからの集落。
市振関所跡。
明治天皇の足跡も残されている。
こちらは、松尾芭蕉が宿泊したとされる宿屋の跡地。
こんな風に由緒ある場所なのだけれど、観光地らしさはほとんど感じないのが個人的にはいいなあと思っている。
自分にとっては非日常だが、その地に住む人々には日常。そんな日常をなるべくお邪魔しないよう、そっと見させてもらうという心境かなあ。
でも、それだけだとその地に何も貢献できていないような相矛盾する気持ちも。
駅に戻ると、上り貨物列車が通過。
続いて、下り貨物列車も通過。
JRから第三セクター鉄道に移行しても、貨物の大動脈としての役割は変わっていないのだ。
〜つづく〜