山の日に「休日おでかけパス」〜その1〜
夏休みの乗り放題と言えば、「青春18きっぷ」。この春は、日本一海から遠い駅へ行くなどしたけれど、今回の夏は5日分使い切るのはちょっと難しい。
ならば、1日だけの「休日おでかけパス」にしよう。普段は土休日しか使えないけれど、夏休み期間中は毎日OKなのだ。
とは言うものの、平日朝夕は通勤客で混む。慣れない路線で大勢の人に揉まれるのは避けたいが、自分の休みは平日ばかり。
そんな中、唯一の休日OFFが山の日の8/11だったのだ。
橋本駅で「休日おでかけパス」を買っていざ出発! さて、2,720円の元は取れるだろうか。
山の日だけど、海に行きたい。前回は、海がつく路線と駅だったけど内陸ど真ん中だったから、ちょうどバランスいいかも。
今年の春、新型車両に入れ替わってワンマン運転となった相模線で、茅ヶ崎を目指そう。
茅ヶ崎駅前からサザン通りを南下。サザンビーチを目指す。
さあ、到着。
遠くには、烏帽子岩が見えるねえ。
自分で泳ごうとか、水着姿のおねえさんを見ようとか、そんな邪な気持ちはない。海を眺めたら、今日は満足満足。
時刻は、まだ9時。されど、ビーチに照りつける太陽は容赦なく、暑い。
目の前の国道134号線沿いには、セブンイレブン茅ヶ崎サザンビーチ店とデニーズ茅ヶ崎海岸店。
このセブンイレブンの場所が、約40年前に社会人デビューを果たした地なのだ。
当時は、ここにデニーズやセブンイレブンと同じくイトーヨーカドーグループに属するファミレスがあった。三度の夏を含め、この店舗には2年半在籍。そこから2回の転勤を経てファミレスを退職したのが30数年前という次第。
後年、グループ内再編で郊外型ファミレスがデニーズに一本化されることになり、我が古巣は姿を消した。デニーズの外観も当時とは違っているから、建て替えたのだろうなあ。
セブンイレブンでアイスコーヒーを買ってクールダウンしたら、茅ヶ崎とはおさらば。
その頃、サザン通りやサザンビーチというネーミングはまだなかった。サザンオールスターズは既にデビュー後で、着実にメジャーへの道を歩み始めていたけれど、地元に歴史を刻むのはまだもう少し先だったのだなと思う。
さて、次の目的地へ。
〜つづく〜
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