町田GIONスタジアムに行ってみた
今シーズンのサッカーJ2で初優勝し、来季のJ1昇格を決めた町田ゼルビア。その本拠地は、町田GIONスタジアム。
FC東京や東京ヴェルディの本拠地である味の素スタジアムへは、京王線飛田給駅から歩いてすぐ。
では、町田GIONスタジアムへのアクセスは?となると、いささか心もとない。
町田駅や鶴川駅からは、試合日にシャトルバスが運行されているようだ。多摩センターからだとどうなのか。
スタジアムの近くを通る路線バスは、神奈川中央交通「鶴32系統」多摩センター駅~鶴川駅。約50分毎の運行間隔とあって、使いやすいとは言い難いよね。
ならば、5kmぐらいの距離を歩いてみるか。ということで、出発進行。
多摩都市モノレールの多摩センター駅がある交差点から南下開始。尾根幹線道路と交わる多摩南野交差点までは、片道3車線の広い道路が続く。
ガスト多摩南野店を過ぎると、道幅は狭くなる。
多摩市と町田市の境界線を越えるあたりからは、さらに細い下り坂。
ここは鶴32系統の路線バスも通るし、抜け道的存在のようで通過するクルマは多い。
途中、その鶴32系統に追い抜かれる。
小野路宿通りという由緒ある道路。
小野神社前交差点まで来ると、ここで右折。鶴32系統は、直進して鶴川駅へ向かってしまう。町田GIONスタジアムへ行くなら、近くの小野神社前バス停で下車することになる。
交差点脇の小野路宿里山交流館には、町田ゼルビアの横断幕。
500mほど進むと、町田GIONスタジアムへの案内板があって左折。
見えてきましたよ、町田GIONスタジアム。多摩センター駅から、ここまで徒歩で約50分。
つい数年前まではJ3所属だった町田ゼルビア。一気にJ1まで駆け上がってきましたねえ。
来季は、ここに全国各地の強豪J1チームのサポーターたちが集まるのだ。
かように、現時点ではアクセスに恵まれない環境だけれど、冒頭でご紹介の多摩都市モノレールは、町田駅まで延伸される計画がある。
実現すると、スタジアム近くに駅が設置される予定。町田や多摩センターはもとより、立川や高幡不動などからも乗り換えなしで直結されることになる。
ゼルビアがJ1に定着して強豪チームとなれば、モノレール延伸の強力な後押しになるかも知れないなあ。
と、最後はいつもの鉄ちゃん視線なのでありました。
帰りは、バスの時間に合わせて「鶴32系統」に乗ってみたよ。