アドラー心理学の核となる思想

コーチング、カウンセリングで用いているアドラー心理学の思想を紹介します。

主体論
自分の生き方は自分で決めることができる(運命で決まってはいない。因果応報でどうしようもないわけでもない)
周りの人の影響もうけるが、それを採用するかどうかは自分で決めていい。
自分像(自分についてどう思っているか)、世界像(自分以外のをどう思っているか)をいかに見るかも自分で決めていい。

目的論
人はすべての行動に目的がある。不適切な行動にも、裏に目的がある(認めて欲しくて注目を浴びようと悪いことをする等)
逆に言えば"どうしたいか(目的)"を先に考えて、それにふさわしい行動をとると、その"どうしたいか"に速やかに近づくことができる。

認知論
人は皆、自分の"色眼鏡"をかけて物事を見ている。
この色眼鏡を「認知」という。物事の見方や解釈のこと。
認知は人それぞれであり、過去の出来事から解釈した信念や思い込みが元になっている。認知は簡単に変えることもできる(コーチングのプロセスにおいて)
ずっと持っていたい認知(信念等)と、捨てたい認知もあるが、自分にとって役に立つ認知を持っていたほうが人生生きやすいよね。

共同体感覚 →これが人生の幸せの条件である
自己受容、所属感、他者信頼、貢献感を感じられる状態のこと。
「私はできる」「周りの人は仲間だ」と思えている感覚。
心理的安全性のある関係性とも近しい。

対人関係論
どのような人間関係の中にいるかで、人は目的、思考、感情、行動が変化してしまう。変えることもできる。

など、他にもありますが、基本をご紹介まで!

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