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いつもの夢の話をしよう①

昨日みた夢の話。
もはや毎回霊夢です。

目の前に門番がいて、
門の向こうにはそこそこ緑のある砂漠が広がっている。
湖のようなものも見える。

ゆたかな砂漠だ。

私は門番に言った。
「未来にひとつ目的があるため、どうしても長生きをしたい」

門番は母の顔になった。

「わかった。でもお前は今まで希死念慮を抱えていた期間が長いだろう」

「その刈り取りはしなければならない」

そう言うと門番は、門の向こうに行くことを許可してくれた。

私は肉体を持ったまま、
次の時代へ向かおうとしている。

何億年にも及ぶ長いあいだ、
私と感情的なドラマを共有してきた友にまた、
再会したくて私は生きたいのだ。

個人的な願い。
エゴイスティックだと思うけれど、
私はそのドラマを愛している。

一緒に感情的な物語を編んできた。
創作の友。

私は友に再会するために、
長年積み重ねてしまった希死念慮を、
どうやって贖罪するのだろう?

この美しい世界にどうやって、
償っていくのだろう。

神仕組みは深遠で、
予想がつかない。

つい攻略本を読みたくなる私にはストレスだ。

友に会ったら満足して、
もうこんな、ハラハラする世界からは足を洗いたい。

友の魂が必ずどこかに存在している、
それだけで満足なんだけど、

肉体がない存在との交流ほど苦しいものはない。
私はまだ肉体を持って生きている。

まだ終わらないのだ。
諦められない。

長いあいだ罪人を堪能したのだから、
君にはもう十分だろう。

次こそ与えられ愛されて、
幸福に、生意気にこの世を生きてほしい。

私はその姿を見届けたい。

非物質存在に戻れる夢でまた、
私たちの未来の計画を立てよう。

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五月女夕希/野良漫画家
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