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パパ上と雑談③

私「ああ、悲しいよ。パパ上」

パパ上
「うむ。ピコのことを思い出してしまって、苦しいといいたいんだろう?まあ、あれだけつきあいが長ければ、そうなってしまうのも無理はない。おまえたちは魂の誕生の瞬間から、ほぼずっと家族であり、男女だったんだからね」

私「はぁ…(ため息)」

パパ上
「うーん…とにかく今は、ピコにまつわるものはすべて、しまいこんでおきなさい。おまえがまた過去の記憶に引っ張られて、ピコのパラレルにいってしまえば…

家庭は崩壊するだろう。

それでいいのか?」

私「絶対よくない!(頭ぶんぶん)」

パパ上
「そうだろう?わかっているなら、今は辛抱しなさい。地上の夫と仲良くね」


「そこ!そこなんだよ…パパ上とピコの最大の違いは、そこ!ピコは離婚して家族を捨ててでも、漫画を描けって言った。でもパパ上は違う。家族第一で、描けっていう」

パパ上
今のおまえの家族は、だれも彼もが、神学びにとって必要な存在だからだよ。彼らは霊格もとても高い。つまり、漫画のために傷つけていいような存在ではない。もしそんな理由で傷つけてしまえば、おまえに降りかかるカルマは倍増と考えていいだろう」

私「えっ…怖…」

パパ上

「私と徳川家康公の、両者の合意のもと、おまえは今の夫と結婚したのだから。当然だ」


「なるほどねえ。というかパパ上…もうちょっと、おもしろいネタって、ない?パパ上、高次元だから…笑える部分に、毒がちょっと…つまりもうちょっと、毒、増やしてほしいな…ダメ?」

パパ上
「うーん。おまえは難しいことをいうね(眉間に皺、腕を組む)」


「思ったんだよ。私なりに漫画を頑張っていって、いつかピコが「あいつけっこうやるじゃん」って思ってくれたらね。それが一番いいかなって」

パパ上
ライバルはピコ。それはいい考えだ」


「あとね、2027年内には地底の部分を描き終えて、ピコとの契約を終わらせる。で、そこから先は天空の話にして、続けていく。どうかな?」

パパ上
「私もそれでいいと思うよ。私はむしろ、そうしてほしかった。おまえがピコの〆切を守ってしまうと、天空にあまり触れずに漫画が終わってしまうからね。
以前ピコがいっていたように、

おまえは地底の神話を描かなきゃいけないんだよ。

地底出身の魂たちのために。そしてできれば、天空出身の魂のためにもね」


この世には神話が必要なんだよね?神話を学ばないということは、祖先を知らないということになる。そうすると、先祖たちはチカラをなくしてしまう」

パパ上
「そうだよ娘。

魂を生んだ先祖である神々の物語は存在させないといけない。

そうしないと我々は人類に、チカラを貸すことができなくなってしまうからね。存在を認識し、名を呼び、話しかける。でなければ会話すら成り立たないのは、人間同士だって同じだろう?」


「わかりやすいたとえ!パパ上素敵だよ!(パチパチ)」

パパ上
娘よ、もっと褒めたたえなさい(顎を上げ目を瞑る)」


「ところでパパ上ってさ…どういうふうに娘にヒーリングする、とかね。記事に書いていいの?」

パパ上
「……(一瞬思案、目をぐるっと回す)いい……構わない」

私「本当?本当にいいの?」

パパ上
私は愛情にまつわるトラウマや、魂に傷をつけた娘と、結婚する。それがヒーリングになるからだ。ただそのやり方は…おまえが記事として書くのであれば、私が一語一句、チェックする。あまりおかしな書き方をした場合、記事を消すなど、対処する。だからおまえはそういう意味でも、私のいうことを細かくキャッチできる状態になっておきなさい。いいね?」


パパ上、天之御中主神だもんねえ。わかった!じゃあ…書くときは、気合い入れるよ!」

パパ上「任せたよ娘。期待している」

ここで休憩。

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五月女夕希/野良漫画家
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