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ヨガインストラクターとして、地に足の着いたオープンな表現とは?RYT200 Week1


RYT講師の教えたいこと

When you are in grounded, open expression, you are in your fullest expression of yourself.
In our grounded, open expression, we are also able to access our own personal power.
地に足の着いた、オープンなマインドでいると、自分自身を最大限に表現できます。
地に足のついたオープンな表現を用いて、自身の最大限のパワーを共有していきましょう。
という意味で、クラスでキューイングをするときには、Zoom画面越しであっても、立ち上がって身体と腕を広げてキューイングするよう、クラス全員に求められました。
その理由の裏づけは以下の資料からです。

課題のソース

Week 1 の課題として上記のAmy CuddyさんのTED Talkを聞くということがありました。
自分の身体の姿勢や心持ち次第で、できないと思っていたこともできるようにもなるという話です。
以下、上記ソースからの要約です。

ボディーランゲージで分かること

身体の姿勢やしぐさは非言語コミュニケーションです。
医師と患者間、就職面接などの場面でもボデーランゲージは影響します。
ボディーランゲージが相手に影響を与えるという研究は、たくさんされていて実証済みです。
しかし、自分自身にも影響を与えているということは見過ごされています。
人間は自分の力を感じるときに、身体を大きく広げます。
陸上競技で勝ったときに両手をVの字に上げるポーズは、生まれつき盲目の人でもそうするそうです。
逆に無力さを感じるときは、身体を小さく縮めます。

力のあるフリをすることで、身体や心は力強くなるのか?

2分間身体の体勢を力強いポーズか萎縮のポーズのポーズをとったあとに、ストレスと支配ホルモンがどう変わるかの実験をしました。
身体を大きくして自信や威厳のあるときの体勢をとった群は、支配ホルモンのテストステロンの値は上昇し、賭けごとにも挑戦的になります。ストレスホルモンのコルチゾールは減少しました。
逆に委縮して自信のないときの体勢をとった群は、テストステロンは減少し、賭けにも消極的です。コルチゾールは増加しました。
つまり、力を感じるフリをすることでも、自分の力を強く感じることができるようになったということです。

現実世界で、人生で、どのようにボディーランゲージが心に影響するのか?

就職面接シチュエーションを利用した実験では、体勢が自信のある方が評価されました。
話の内容ではなく、身体の姿勢が重視され評価されました。
自信がなく発言しなかった学生に『できるまでフリをすること』を教えると、本当にできるようになっていたこともあります。
『できるまでフリをすること』は実は嘘をついているわけでもなく、取り繕っているわけではなく、偽物でもない。
『できるまでフリをすること』は本当にできるようになるために大切なこと。

私の感想

相手に影響を与えるボディーランゲージは、私たちの経験でもとても良く馴染みがあり、相手から威圧感を覚えたり、不安そうな様子を感じ取ってきたことでしょう。
インストラクターが不安そうに怯えていては、クラスもなんだかハラハラした空気が流れてしまうでしょう。
力あふれるインストラクターが、みんなに力をもたらしてくれることは実感済みではないでしょうか。

私は英語をみんなの前で話すときは自信がないので、体は縮こまり、不安そうなボディーランゲージをとっているという自覚はありました。
TED Talk の内容はとても共感できたし、彼女の話も引き込まれるもので、希望も与えてくれる大好きなスピーチです。
ただ、たった2分間というそんな短時間ポーズをとるだけのことで、私の英語への不安が改善するわけがない、私の不安はもっと根深いんだと勝手に自分を卑下していたからか、自分にも適応可能かという部分にはかなり懐疑的に思っていました。

でも、とりあえず課題として出されているわけだし、私も『できるまでフリをすること』をやってみようと思いました。

その結果は最終週に分かりました。そのことはまた別記事で書きます。


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