見出し画像

SNSを辞めたら世界が広がったわたし。

自分の世界が広がる気がしていたのに知らず知らずのうちに狭くなっている間違いだらけのインターネットの世界。

このNoteを始めたのは
私自身のプライバシーを守りたいと思ったからだ。


10年前に起業して
その当時はお金もなくて、人脈もふんだんにあったわけじゃない。
そんなわたしにとっては
アメブロ Facebook  Instagram はとてもよい宣伝ツールだった。

お金をかけずに利用できて
自分自身のビジネスを宣伝し
informationできる。
私を知らない人たちが
わたしの投稿を読んでくれ
お店に足を運んでくれ、セッションの予約をしてくれ
本当に素敵な宣伝ツールだと感じ
でまるで自分の世界が広がったように感じていた。


なのに
独立して10年が経た今、
私にとってSNSというツールが
窮屈で窮屈でたまらないものになってしまった。


来る日も来る日も仕事の宣伝活動の為に
SNSで新商品、新企画のinformationをするために
ブログを更新して
画像をCanvaで作成して文章を考えて…。
そんなことをしていると
時間はあっという間に過ぎてしまって
気が付けば、毎日毎日数時間をSNSの為に費やしていた。


嫌だな…嫌いだな…。
そう思いながらも仕事の『宣伝の為』『informationの為』と
自分自身に言い聞かせ
眠い目をこすりながら頑張った数年間…。


インターネット内の世界では
もっとラフに自由に自分自身の意見や
意思を伝えたり表現できると思っていたのだけど
実際にはリアルな世界での人間関係の延長線上に
成り立っていて、
「自由な言動」が発信できる状況にはなかった。
まあ、何も気にしなければ何でも言えるのだろうが
わたしにはそうはできなかった。


加えて、以前から感じていた違和感。
SNSから流れてくる『不特定多数の人々の念』
『承認欲求』と『自己顕示欲』
『妬み』『執着』『依存心』『所属欲求』etc
そのエネルギーにもう耐えられなくなったのは
今年の6月のことだった。


私はエネルギーワークや占星術、
クリスタルワークをライフワークとしているため
一般的な人以上にエネルギーに対しては敏感だ。
だからこそ、あの手、この手を駆使して
ネガティブエネルギーをブロックするのはもちろんだが
それ以上に、とめどなく流れてくる
ネガティブエネルギーには
もう、ほとほとうんざりで耐えられなくなっていた。


SNS、いや…インターネットと
『承認欲求』『自己顕示欲』『怒りのエネルギー』
はとても密接に結びついている。
アメリカではすでにアルコール依存と同様に
SNS依存、インターネット依存からの
回復プログラムが存在しているが、
アメリカ以上に日本人のインターネット依存率は
すこぶる高いようだ。
特に『言葉に出さない日本人』とSNS依存は
どうも相性が良いらしい。

そして、6月後半
思い切ってわたしはすべてのSNSを手放すことに。


なのに一瞬、怯む私がいた。
たいしてフォロアーがいたわけでは無いが
それでも私のビジネスの一端を10年間も担ってきてくれたSNS。
このツールを手放してしまったら…。
『お客様が来なくなってしまうのではないか』
『世間から存在を忘れられてしまうのではないか』
『やっていけなくなったらどうしよう…』
そんな不安や心配が山ほど頭の中を駆け巡り
私を過去へと引き留めようとしていた。


しかし、私の決意は強かった。
私は『わたしの心地よくない世界』から脱出し、
わたしの世界を変えたかったのだ。



ちょっとだけ
ドキドキする気持ちを抑えながら
まず、ケータイからFacebook とInstagramアプリを消去。


なんだかそれだけで
ケータイ電話が軽やかになった気がした。


すると、効果は覿面。
ケータイを見る時間は圧倒的に少なくなった。
少なくなっただけでなく、
それまで『時間がない!』が口癖だった私に
時間が戻ってきたのだ。
本を読もう。映画を観よう。
お風呂にゆっくりと入ろう。
料理を作ろう。猫と遊ぼう。


時間が戻ってきただけでなく、
心や感情、精神的な豊かさが戻ってきたのだ。
SNSをしていた時には
何故か、いつも何かに追い立てられる気持ちや
焦燥感が付きまとっていた。


なぜ、あんなに追い立てられていたのか
良く分からない。
しかし、SNSを手放したことで
その気持ちはすっかりなくなった。

そして数か月。
一番心配していたビジネス面では
SNSを辞める前と辞めた後、
実は辞めた後の方が売り上げが上がっている。


これは今までSNSに捕らわれていた時間や手間がなくなった分
目の前にいてくれるクライアントにしっかりと目を向け
向き合うことができるようになったからだと思っている。

SNSを手放した結果、
私の世界も、私の生活も、私のビジネスも
全ては少しずつ良くなっている。


この続きはまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?