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画像見たくないよフィルターの必要性

部屋の中に虫が出た。
虫といってもそんな大したものではなくて、直径が1mmにも満たない程度の、小さくてよくわからないもの。
全体が固くて黒くて、カーテンについているのを見つけてビクつきながらティッシュで取り押さえようとしたところ、落としてしまった。
その後もう一度壁をよじのぼっているところに遭遇し、無事今は部屋の平穏を取り戻している。

よくわからない虫が出たから、検索をした。
「黒 小さい 固い 虫」検索。
そうすると、写真が出てきてしまう。
トップ画面に、それぞれ説明のブログやwebページに。
普通に考えたら今わからないものが何なのか特定するのに、写真はとても役立つ。
だけど、私は虫がとっても嫌いだ。
生物の教科書を、普通に持つことができない程に。

虫が嫌いな私の立場からみると、部屋に出た虫がなんなのか知りたいけれど、虫の画像は極力見たくない。
画像を見ることが苦痛すぎて、結局その虫はなんという名前でどうして出るものなのか、全くわからないままだった。
画像を避けられなさそうで、途中で調べられなくなってしまったから。
嫌いなものの画像は、時にものすごく恐ろしいものとなる。

見たくない画像がある人は、きっと私以外にもいるはずだ。
凝集体恐怖症とかも聞いたことがあるし、特定のものについて検索する時、そのものの画像が見たくないということは、ある程度あるんじゃないかと思う。
そんな時、検索結果から画像は表示させない、というチェックボックスがあったら助かるなと感じた。
画像が苦手な人だけじゃなくて、データ通信量を気にする人にも良さそうだ。

Twitterとかには確かあったように記憶しているあのチェックボックスが、検索エンジンにもあったら。
見たくない画像に怯えて検索すらできない状況を避けられる。
知りたい情報を知りたいように知ることができる、そんなインターネットになれたらもっと、救われる。
「画像見たくないよフィルター」、必要じゃないですか。

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