煙い日もある
煙草は吸わない、ほとんど。
良さがイマイチ分からないのだ。これまでに吸ったことのある本数はまだ数えられる程度でしかない。
息を吸って火をつけて、白い息を吐く。
肺まで入れるとしんどいので、愛煙家の人から嘆かれるかもしれないが、私はあまりしない。
そもそもが嗜好品なのだから、他人に迷惑をかけない程度に、自分の好きな方法で嗜めばいいと思っている。
何故こんなことを書いているかというと、丁度見ていた映画の主人公が煙草の煙を燻らせているシーンを見て、(あぁ、今日は吸うかもな)と思ったからだ。
見ていたのは「ミッドナイトスワン」。
遠い目をして主演の草彅くんが煙草を吸っていた。
煙草に思い入れはないけれど、嗜む時間は私にとっての非日常で、思い出に残ることが多い。
なにせ回数も少なければ1回1本しか吸わないのだ。
隣の席に運ばれてきた美味しそうな魚の煮付けを見て、私もそれ欲しいと思う感覚と似ている。
あなたが吸うなら、私も一緒に1本もらうわ、と。
今日は旦那さんと二人で家族会議だ。
議題は今後の方針(戦略)について。そうして煙草を燻らせながら、あぁでもない、こうでもない、と話すのかもしれない。
未来は誰にも分からないけれど、選ぶ主導権を誰かに握らせるのは嫌な、我々似た者同士なのだ。
なんだかいつもと違う感じの記事になってしまった。
きっとイラストが素敵すぎるからだろう。
こんなオシャレさんがいたら友達になりたい。(なってもらえないかもしれない。)
今日のとい。