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出逢うべくして
ようやく自転車に乗って、
出かけられる天気になりました。
晴天とはいかないまでも、雨は降っていないので。
予約していた本を取りに図書館へ来たはいいものの、
日頃の運動不足が帰宅メーターを減らしていきます。
一先ず、予約していた本らを受け取り、
書棚を彷徨い歩きます。
ぼーっと歩きながら、
図書館併設のカフェで読めそうな本を探します。
あまり分厚くなく、downerにならなそうな本。
ふらふらと、背表紙の文字を追います。
そんな時、ふと目に飛び込んできたのが、
「天国ポスト
もう会えないあの人に想いを届けます。」
先日、
水野うたさんの企画「#あなたへの手紙コンテスト」に参加させていただきました。
宛先に悩んだ末、私は故人に宛てて言葉を連ねました。
「天国ポスト」という、存在も知らなかった私は、
目の前の題名を二度見した後、
カフェで、この素敵な本を読みました。
ひとりひとりのメッセージを読み、
コラムを読み、
企画のお二人の想いを感じました。
縁起でもないですが、
もし私や私の周りの誰かに何かあった時には、
思い付いた時にここに言の葉を寄せて欲しい、
そう思ってしまう本でした。
巻末には、天国ポストへの投函方法も載っています。
お勧めの1冊がまた増えました。
出逢うべくして出逢えた、
とてもいい日となりました。
とい。