第2章:自己複製大爆発。激アツすぎる世界の行く末
我が世界は着々とアップデートを重ね、少しづつ複雑かつ有機的な世界へと変化しています。
変化とは破壊であり、何かの終焉であり、そして創まりでもある。
スクラップアンドビルド
ただし、生命が誕生する"位置"や"移動方向"がカオスであったとしても、世界は単純化に向かう。
東京大学の研究です。まだ謎のよう
私の遊びは到底それほど大それたものではないけど、単純な法則が絡み合うことで複雑へ向かうための発端を創成したい。
前回までの進化
前回までの世界の仕様は第1章までをご覧あれ。
この時までは以下の仕様により、少しだけ自律性を持ったexたちの乱舞を実装できた。
・各exは自分を中心として周囲が視認可能
・exはhx(餌)に向かって移動するための方向を優先的に選択
・hx(餌)が視認可能範囲内にいない場合、ex(的)がいれば、その反対方向に移動
・exは寿命により以下のように移動速度が変化する
-寿命が15000以下の場合、毎日移動
-寿命が15001~20000の場合、2日に1回移動
-寿命が30001以上の場合、5日に1回移動
・ex同士が接触すると、寿命の大きいexは寿命が1/2に減り、寿命の小さいexは1/4になる
動きが全体的に少しだけ不規則になり、これはこれで楽しいし、ピヨピヨ動き回るexが可愛い。
そして爆発が起こった
序章においても局所的に小さな人口爆発は起こっていました。しかしなぜそれが起こっているのか正直気づいていなかったし、人口爆発は小規模で収束し、その後のアップデートの過程で発生頻度が減っていました。
それが再び。。そして規模がデカイ。
ウッヒョーすごいことになってるぜ!
PCへの負荷がやばいw
現在1dayは0.1秒で経過するよう早めてあるのですが、5-6秒に1日しか進行しない。ファンがフォーンと鳴っている。熱い!
type-ブロッコリーにおいても檻型においても、基本的には自己複製が起きる一定の寿命タイミングにて突如猛烈な勢いで複製を始めます。
仕様の問題
今更気づくなんて我ながら愚かしいのですが、
現在の仕様は"寿命が15,000を超えたexは自己複製し、複製されたexは複製元の寿命を引き継ぐ"というもの。
ということは、15,000で自己複製を開始したexは、以後寿命が15,000を下回るまで複製を繰り返し、子の方も同じことを繰り返す。
んんー、なんとも稚拙な仕様でした。
この仕様は現在
寿命が15,000を超えたexは自己複製し、複製されたexは複製元の寿命を引き継ぐ。自己複製が可能なのは生涯で1回だけ。
と変更しました。
今のところこれ以外に素敵なアイデアがないので、一旦お預け状態ですが、何か画期的な自己複製に関するアイデアはないかな??考えちゅ
その後の世界
自己複製を爆発させた後は、どのパターンにおいてもhxが枯渇したタイミング(寿命の延長が不能になる)で自己複製が起こらなくなり、飽和、exがお互いを牽制し合いながら寿命の終わりを待つ。徘徊するゾンビが溢れたような世界になります。
このままずっと眺めていれば何か新しい発見があるかもしれないのだが、せっかちな性格が邪魔して、つい他のアップデートをしたくなってしまうので、確認できずにいますw
また、コンピューターへの負荷がなかなかなので、今回のバージョンについて公開は躊躇いましたが、ブロッコリー型を少し修正してアップします(こっちの方が負荷が軽い)。ご興味ある方はご覧くださいませ。
序章:https://wwwn.life/world/silence_w.html
第1章:https://wwwn.life/world2/silence_w.html
第2章:https://wwwn.life/world3/silence_w.html
それではまた
なんだか幾何学的な紋様が出現する。
君たちは何を伝えたいんだい・・?